子どもたちの憧れ、消防士。
市民を守るヒーロー的なイメージでかっこいいですよね。
とはいえ、そんな彼らも人間ですから、お金をもらって仕事をしています。
この記事では、消防士の給料と、メリット・デメリットを紹介します。
★消防士の給料はいくら?
消防士の給料は、高卒採用と大卒採用で違いがあります。
高卒採用⇒初任給は15万円ほどで、手取りは12万円ほど。
大卒採用⇒初任給は20万円ほどで、手取りは17万円ほど。
※「手取り」は税金や保険を引いたあとの手元に残る金額。
※自治体によって差があるようです。
また、これ以外にもいろいろと手当がつきます。
危険作業手当や重勤務作業手当などの
特殊勤務手当があるので、さらにプラス数万円となります。
ボーナスは夏と冬で年2回あり
それぞれ給料2か月分ほどもらえます。
以下に、消防士の給料の実例を紹介します。
(インターネットで集めてきた声です)
■20歳 手取り11万円
■21歳 手取り11万円
■23歳 年収300万円未満
■23歳 手取り13万円
■24歳 手取り24万円
※大卒2年目
■27歳 年収300万円~400万円
■28歳 年収300万円未満
■30歳 年収400万円~500万円
■32歳 年収400万円~500万円
■35歳 年収400万円~500万円
■36歳 年収400万円~500万円
■37歳 年収300万円~400万円
★消防士のメリットは?
消防士のメリットは以下です。
■人命救助という仕事のやりがい
人を助けることができて
感謝されたときは本当に感動するそうです。
■公務員なので身分が安定している
公務員なので、銀行ローンも簡単に組めます。
■女性や子どもにウケがいい
合コンやお見合いで女性ウケ抜群。
子どもやお年寄りのウケもいいですよ。
自己紹介しただけで
「かっこいい」と言われることも多いそうです。
■休みが多い
週に2回しか出勤がない感じです。
24時間勤務⇒非番⇒休日の繰り返し。
厳密に言えば
非番は休みではありませんが
ほぼ休みみたいなものです。
ですから、1日働いて2日休むペースですね。
■非日常感、ヒーロー気分が味わえる
一般企業では味わえないヒーロー気分が味わえます。
また、
消防士がテレビ特集された翌日などは
テンションが上がるらしいです。
■仕事の一環として体を鍛えられる
体を鍛えるのも仕事ですから
もともと筋トレが好きな人には
ぴったりの職業ですね。
筋肉がつくので、スタイルがよくなりますよ。
■独身寮や家族寮がある
独身寮や家族寮があるので
家賃は格安です。
★消防士のデメリットは?
次はデメリットです。
華やかなイメージの消防士ですが
調べてみると、意外と不満の声が多くて驚きました。
■給料が安い
特に最初の数年間は安く、手取り11万円という人もいます。
手取り11万円が安すぎて
「なにかの冗談かと思った」という声も。
自治体によって給与体系も違うので
一概には言えませんが
給料に不満をもつ消防士は多いようです。
■体育会系の縦社会
消防士の社会は上下関係が強く
閉鎖的な体育会系組織です。
大卒で22歳で就職しても
1年早く入った高卒の19歳から、呼び捨てにされます。
また、殴る蹴るの肉体的指導も少なからずあるようです。
「上司の言うことは絶対」
「仕事の8割は上司の機嫌とり」
「高校の部活並みの縦社会」
「飲み会ではお金を払うが、料理は食べさせてもらえない」
「イッキ飲みの強制は日常茶飯事」
「パワハラ・セクハラ・アルハラが多い」
「部下をおもちゃにして楽しむ上司」
「ストレスで自殺が多い」
「精神病院に行く消防士も多い」
これらは消防士経験者の声です。
★「消防士になって何がしたいか」が大切
以上、消防士のメリットとデメリットを紹介しました。
「消防士になって、何がしたいのか」
「なぜ消防士になりたいのか」
消防士になってから後悔しないために
これらを自問自答することが大切なのだと思います。
いつもお世話になっています。
絶対消防士になります。