まぶたがピクピク痙攣する原因は?片側顔面痙攣かも

私はたまに、まぶたがピクピクすることがあります。
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あなたは大丈夫ですか?

まぶたの痙攣(けいれん)は、じつはとても重大な障害のおそれがあるんですよ。

この記事では、まぶたがピクピク痙攣する
原因と対処についてまとめています。

眼瞼痙攣と片側顔面痙攣

まぶたがピクピクする原因には以下の2つがあります。

  1. 眼瞼痙攣(がんけんけいれん)
  2. 片側顔面痙攣(かたがわがんめんけいれん)

順番に説明しますね。

(1)眼瞼痙攣

上のまぶたや下のまぶたがピクピクするのは
ほとんどの場合が眼瞼痙攣です。

原因はストレスや疲れ、ビタミン不足などといわれています。

眼瞼痙攣は数時間や数日で治ることが多く、
それほど心配しなくても大丈夫ですよ。

対処法としては、しっかりと睡眠栄養をとり、
ストレス解消し、リラックスすることです。

眼瞼痙攣の場合は、ゆっくりと深呼吸して、
気にしないでいれば治りますよ。

(2)片側顔面痙攣

まぶたがピクピクするとき、注意したいのはこちらです。

片側顔面痙攣は、眼瞼痙攣と初期症状がよく似ているのです。

片側顔面痙攣の症状は以下のように進行します。

  • 上か下のまぶたがピクピクと痙攣する
  • 額や頬が痙攣するようになる
  • 口角が痙攣するようになる
  • アゴが痙攣するようになる
  • 顔が引きつったままになる
  • 片目が閉じたままになる

これらは、すべて顔の片側だけに起こります。

女性に多く、男性に比べ2倍~3倍の確率で発症します。

また、50歳以降に多いとされていますが、
20代や30代でも発症しますよ。

片側顔面痙攣は眼瞼痙攣と違って、
原因がわかっているため手術で治すことができます。

片側顔面痙攣の原因と治療法

片側顔面痙攣の原因は、
血管が脳内の顔面神経を圧迫することです。

ですから、頭蓋骨を切開し、顔面神経に
触れている血管をずらしてあげることで
根本的な治療ができるんですね。

まれですが、血管ではなく腫瘍
顔面神経を圧迫しているおそれもあります。

まぶたのピクピクが顔面に広がっていく場合は
片側顔面痙攣の可能性があるので、神経内科
脳神経外科で診察を受けることをおすすめします。

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片側顔面痙攣を根本的に治すには
手術しかありません。

どうしても手術がイヤなら、
ボトックス注射という方法もあります。

ボトックスはボツリヌス菌から抽出した
たんぱく質の一種です。

これを顔面の複数箇所に注射することで、
痙攣を抑えます。

ですが、注射は激痛で、3ヶ月に1回程度、
一生注射し続けなくてはいけません。

さらに、ボトックス注射は表情筋が破壊され、
顔がおかしくなるという副作用もあります。

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片側顔面痙攣は命に関わる病気ではありません。

とはいえ、顔が変わっていくのはつらいですよね。

まぶたのピクピクが数週間、数ヵ月と続く場合は、
片側顔面痙攣を疑ってみてもいいかもしれません。

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