大学卒業後、とある一般企業に入社した私は、本当に仕事のミスが多い新人でした。
ですが、努力してなんとか部署でトップクラスの成績を残せるようになりました。
この記事では、仕事でミスが多いときの改善策を紹介します。
★ミスは風邪みたいなもの
仕事でミスが多いことを悩んでいる人はたくさんいます。
昔の私もそうでした。
少し確認すれば防げたミスで、
周囲に迷惑をかけてしまったことが何度もありました。
「ミスが怖くて仕事に行きたくない」
そう思ったこともあるぐらい、私はミスを繰り返しました。
ですが、今になって思うのは、
「ミスは風邪みたいなもの」
ということです。
どんなに健康に気を使っていても
風邪はひいてしまいますよね。
つまり、どんなに仕事ができる人でも、ミスはするのです。
私が勤めていた会社には、
東大、京大、慶応、早稲田などの
有名大学出身者がたくさんいました。
彼らは総じて仕事がデキる人種でした。
それでも、やはりミスはしていましたよ。
仕事でミスをしない人なんていないのです。
★仕事でミスが多いときの改善策は?
人間である以上、仕事のミスは避けられません。
ですが、ミスを予防することはできます。
仕事でミスが多い人と少ない人の差は、そこだけです。
ミスが少ない人は、予防がうまいのです。
これが、仕事のミスの改善策です。
予防法を知れば、ミスは確実に減らせますよ。
★仕事のミスの予防法は?
では、私の体験談とともに、
仕事のミスの予防法を説明していきますね。
★仕事のミスの予防法
- 過去のミスを分析する
- 具体的な何かを変える
- 手足を止めない
順番に説明します。
(1)過去のミスを分析する
今後、ミスを予防するには
今までのミスを分析する必要があります。
あなたが今までにしたミスを、
ノートに書き出してください。
■ミスの内容
■感情移入(そのミスで、誰にどんな迷惑がかかったか?)
■ミスの原因
■具体的行動の変化
これらの項目を書き出しましょう。
たとえば、私が実際にやったミスなら、
■ミスの内容
⇒取引先とのアポで重要書類を持っていくのを忘れた。■感情移入
⇒取引先と、そのお客様の計画が1日遅れてしまった…。■ミスの原因
⇒ノートにメモした依頼内容を見直さなかった。■具体的行動の変化
⇒ノート術を変えた。
こんな感じです。
仕事のミスで一番やってはいけないのは、同じミスを繰り返すことです。
同じミスを繰り返さないためには
ミスを深く心に刻み込む必要があります。
「誰にどんな迷惑がかかったか」を深く考えることで
相手の立場になって考えることができるようになります。
そうやって感情移入したミスは、深く心に刻み込まれます。
仕事のミスを減らすには、
「相手の立場になって考えること」が大切なのです。
「相手が何を必要としているか?」
「これを言ったら相手はどう思うか?」
仕事では、つねに相手の立場に立って考える想像力が必要です。
(2)具体的な何かを変える
ミスを予防するためには、
具体的な何かを変えなくてはいけません。
たとえば、私はノート術を変えました。
あと、新人時代に一度だけ
寝坊したことがあったのですが
それからは、めざまし時計を2つに増やしました。
このように、具体的なモノや行動を変えなくてはいけません。
「次からは気をつけよう」などと
考えを改めるだけではなく、具体的な何かを変えましょうね。
人間は弱い生き物なので、
考えを改めただけではすぐに忘れてしまうのです。
(3)手足を止めない
仕事でミスが多くなると、手足が止まってしまいがちです。
「次もミスするかも…」
「もう仕事に行きたくない」
このような考えが頭をよぎります。
私もそうだったので、わかります。
でも、手足は止めずに、もがいたほうがいいですよ。
なぜなら、ミスはノウハウになるからです。
もちろん、同じミスを繰り返すのはダメですが…。
ただ、1回目のミスは仕方ないことなのです。
1回ミスをしたら、分析して、次からは予防できますよね。
このように、ひとつずつ、
できることを増やしていけばいいのです。
★発明王トーマス・エジソンの思考法
仕事でミスが多いときに
私が助けられた思考法を紹介します。
「私は”失敗”したことがない。
多くの人が”失敗”だと思っていることは
私にとって、
“うまくいかない方法を見つけた”
という意味での”成功”だからだ」発明王トーマス・エジソンの思考法
※仕事でミスが多い原因は、発達障害かもしれません。
⇒発達障害の大人の症状は?あなたもチェックリストで診断してみる?
※次の記事は、あなたを進化させるノウハウです。
いずれも数分で読めるので、ぜひインプットしていってくださいね。
⇒人生がつまらない理由は?絶望して幸せになる方法とは?
⇒仕事ができない人が劇的に進化できるノート術とは?