アコギ歴10年以上で、ゆずっこ(ゆずのファン)の私。
高校時代、ゆずの全曲集を買って、本がボロボロになるまで練習したのが懐かしいです。
ゆずの曲は、難しいものから簡単なものまであるので、アコギ初心者が練習するのに最適ですよ。
この記事では、アコギ初心者が
ゆずの曲を練習するときのコツを紹介します。
★アコギ初心者が上達するためのコツは?
まず、曲の練習の前に、アコギ上達の大原則を書いておきますね。
- 左手の爪は短く切っておく
- 毎日弾く
- 弾く前に必ずチューニングする
- コードチェンジは最小限の動きでおこなう
- 姿勢を正しくする
順番に説明します。
(1)左手の爪は短く切っておく
ギタリストたるもの、左手の爪は
つねに短く切っておかなくてはいけません。
爪が伸びていると、うまく弾けないし
指板に傷がつきやすくなってしまいます。
私は週に1~2回は爪を切りますね。
(2)毎日弾く
1日1分でもいいので、必ず毎日弾くようにしましょう。
どうしても時間がないときは
最悪、アコギに触るだけでもOKです。
アコギに意識を向けて、
アコギの感覚を体に染み込ませるのです。
一種のイメトレですね。
(3)弾く前に必ずチューニングする
チューニングがズレたまま弾くと
へんな音感が身についてしまうかもしれません。
なので、弾く前には必ずチューニングしましょう。
弾いているうちにチューニングはズレてくるので、長時間弾くときは
30分に1回ぐらいはチューニングしたほうがいいですよ。
また、チューニングにはチューナーを使うとラクですよ。
私も愛用している、このクリップ式チューナーがおすすめです。
アコギのヘッドにつけておけば
いつでも手軽にチューニングできますよ。
(4)コードチェンジは最小限の動きでおこなう
ゆずのほとんどの曲は
コード(和音)をジャカジャカかき鳴らします。
たとえば「夏色」のサビのコード進行は
「C⇒Am⇒F⇒G」ですが
C⇒Amのときは、人差し指と中指は動かしません。
初心者にとって、素早いコードチェンジは難しいものですが
指の動きを最小限にすると、上達がはやいですよ。
(5)姿勢を正しくする
たとえ外で弾く予定がなくても
人前で演奏することを意識して
正しい姿勢で弾きましょう。
手元をのぞき込みすぎるのは
猫背になり、疲れやすいうえに
見た目もダサいです。
なるべく背筋を伸ばして
顔は前に向ける努力をしましょうね。
★ゆずで一番簡単な曲は?
まず、ゆずのスコア(楽譜)を買いましょう。
私も持っていますが、
リットーミュージックの全曲集がおすすめですよ。
↓(全曲集なので、かなり分厚いです)
この全曲集には、コードの押さえ方や
ハーモニカ用の楽譜も載っているので、これ1冊だけでOKですよ。
[illust_bubble subhead=”カポタストを買おう” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-w3-l”]
カポタストとは、ゆずの曲を弾くときに必要になる道具です。
ネックに装着し、曲のキーを変更することで、コード進行を簡単にできます。
ゆずも使っているSHUBB(シャブ)というメーカーのカポがおすすめですよ。
[/illust_bubble]
まずは、ゆずで一番簡単な曲から弾いてみましょう。
曲名は「ところで」です。
「ところで」には
コードが4つしか使われていません。
G、D、Em、Cですね。
サクッと弾けるようになるので、楽しいですよ♪
ちなみに…
「3番線」には、コードが3つしか使われていないのですが
Fのコードが難しいので、やはり「ところで」が一番簡単だと思います。
(C、G、Fの3つ)
「ところで」が弾けるようになったら
あとはどんどん、好きな曲に挑戦してみてください。
1曲ずつマスターしていくといいですよ。
★ゆず定番のストロークをマスターする
ギターを弾くときは、ピックを持って
右手を上下に動かして、ジャカジャカと音を出しますよね。
この右手の上下運動のことを、ストロークといいます。
北川悠仁のストロークは力強く、
岩沢厚治のストロークはやさしいですよね。
アコギ上達のためには、
いろいろなストロークを身につけなくてはいけません。
「夏色」「飛べない鳥」「みぞれ雪」などの16ビート。
「シュビドゥバー」「シャララン」などの8ビート(シャッフルストローク)。
「からっぽ」「雨と泪」「ところで」などの三拍子。
この3種類をマスターすれば、ゆずの曲はほとんど弾けます。
原曲をよく聞き込んで、練習してみてくださいね。