私はアコースティックギターを弾くのが趣味です。
高校で始めてから、10年以上ギターを弾いてきました。
当時はフォークデュオ「ゆず」や長渕剛に憧れて、朝から晩までひたすら練習したものです。
この記事では、
アコースティックギターとクラシックギターの違いをわかりやすく説明します。
★アコースティックギターとは?
簡単に説明すると、
アコースティックギターとは
アンプを通さなくても大きな音が出るギターのことです。
アンプとは、ギターにケーブルで接続するスピーカーのことです。
アコースティックギターは、
大きなボディにサウンドホールがあるのが特徴です。
弦の振動を、ボディの中で共鳴させて
サウンドホールから出すことで、大きな音が出るんですね。
アコースティックギターは、弦の材質で分類されており
スチール弦(金属)のものと、ナイロン弦のものがあります。
スチール弦のものを、一般的にアコースティックギターとよびます。
※略称は「アコギ」です。
※「フォークギター」とよばれることもあります。
ナイロン弦のものを、クラシックギターとよびます。
※略称は「クラギ」です。
アコースティックギターとクラシックギターの違いは以下です。
アコースティックギターの特徴
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- スチール弦
- ネックが細い
- フレット間隔が狭い
- 音が大きく、教室や体育館ぐらいならアンプなしで使える
- 弾き語りや路上ライブなどで多用される
- ジャカジャカとかき鳴らすスタイルが基本
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クラシックギターの特徴
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- ナイロン弦
- ネックが太いので指が短いと難しい
- フレット間隔が広いので指が短いと難しい
- 音が小さく、体育館などでは、マイクで音を拾わないと聞こえない
- 中学校や高校の音楽室にあるのはたいていクラシックギター
- ポロポロと単音を繊細に弾くスタイルが基本
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ネックとは、ギターの細長い首のような部分のことです。
フレットとは、
音階を生み出すためのパーツのことで
ネックに取り付けられた区切りのようなものです。
アコースティックギターとクラシックギターには
ほかにも、弦の替え方や演奏方法など
いろいろと違いがあるのですが、大きな違いはこんなところです。
★弾き語りならアコースティックギター
楽器を弾きながら歌を歌うことを「弾き語り」といいます。
アコースティックギターは、
エレキギターと同じぐらいネックが細いので
指が短い女性でも、簡単に弾き語りができます。
国内では椎名林檎、矢井田瞳、YUI、miwaなど
海外ではシェリル・クロウ、アヴリル・ラヴィーンなど
たくさんの女性アーティストが弾き語りをしていますよね。
いっぽう、クラシックギターは、
歌を歌わずにギターだけを聞かせるスタイルが主流。
いわゆる「インストゥルメンタル」というジャンルです。
歌なしで、ギターの音だけで勝負するスタイルを
「ギターインスト」などと言ったりもします。
クラシックギタリストといえば、村治佳織が有名ですね。
ちなみに、アコースティックギターでも
インストをやっているアーティストはいます。
国内では押尾コータロー、海外ではペッテリ・サリオラなどが有名です。
あなたが弾き語りをやりたいなら、
アコースティックギターを買っておけば間違いないですよ。
アコースティックギターを持っていれば
弾き語りもインストもできますよ。
私は、クラシックギターで弾き語りをしている人を見たことがありません。
★おすすめのアコースティックギターは?
以上、アコースティックギターとクラシックギターの違いを説明しました。
次の記事では、初心者におすすめの
アコースティックギターを紹介しています。
ぜひ読んでみてくださいね。
⇒アコギ初心者 購入時の注意点は?ギター歴10年の私の失敗談とは?