カラオケ 高い声は才能9割!この練習法でダメならあきらめよう

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この記事の所要時間: 643

「カラオケ、高い声で歌いたいなぁ」と思っていた時期が私にもありました。
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高い声で歌うコツは、たしかに存在します。

そのコツをつかんだ私は、男ながら女性ボーカルの曲も歌えるようになりました。

この記事では、高い声で歌えるようになる練習法を解説します。

これでダメならあきらめましょう。

※男性向けの記事です。


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大前提「結局は才能」

私は今まで、いろいろな人とカラオケに行き、声が高い人、声が低い人、うまい人、へたな人、たくさん見てきました。

どうしても高い声で歌いたかった私は、歌がうまくて声が高い人に出会ったとき、「どうやって歌ってるんですか?なにか特別な練習したんですか?」などと、いつも質問していました。ですが、多くの歌うまい人種が言うには、「特に練習したことない」とのこと。私たち凡人からすれば、絶望的な回答しか返ってこないのです。

これが何を意味するか、おわかりですよね。そう、高い声は、結局は才能の産物ということです。

 

もちろん、努力して高い声を獲得した人がいることも事実です。しかし、それも結局は才能。なぜなら、正しい練習をしても、もともと声帯(声を出す器官)の構造に無理があったり、骨格やその他もろもろの要素に欠陥があれば、高い声で歌えるようにはならないからです。

じつは私も、生まれつき声帯に異常があるため、高い声は出しにくいのです。なので、高い声を出すコツを知ってはいるものの、B’zやラルク(L’Arc~en~Ciel)などの高音曲は、とても歌いこなせません。一応は歌えますが、とても人前で自信をもって披露できるレベルではありません。

 

夢を壊すようですが、高い声を求めるあなたに、覚えておいてほしいことがあります。

正しい練習をしたからといって、全員が100メートルを9秒台で走れるようにはならない。同様に、高い声も獲得できるとは限らない。なぜなら、結局は才能がものを言うからだ」と。

 

私の基本スタンスとしては、「努力は報われる」「夢はかなう」です。しかし、「高い声」については、例外です。残念ながら、これはあきらかに才能9割の世界なのです。

 

「高い声は才能9割」

残念ながらこれこそが、多くのボイトレ教材を実践し、ヒトカラに通い続けて練習しまくった結果、私がたどり着いた結論でした。

しかし逆に考えれば、才能さえあれば、簡単な練習で一気に高い声が出るようになることもある、ともいえます。

 

カラオケで高い声で歌うコツ

それでは、ここから実践的な解説をしていきましょう。

高い声を出すコツは、簡単に言うと「歌声を真似する」です。専門的な用語では「声帯模写」などといいますが、難しいことは考えなくてOK。ただモノマネすればいいのです。

ボイトレをかじったことのある人は、「リップロール」とか「タングトリル」とか「腹式呼吸」などといった練習を思いつくかもしれません。もちろん私もすべてやったことがあります。でもこれらのことは一切忘れてください。

なぜなら、結局は才能だからです。

モノマネで上達しない人は、才能がなかったと思ってあきらめて、カラオケ以外の趣味を楽しめばいいのです。私は歌の才能がなかったので、カラオケは半分あきらめています。

 

さて、ではどういった曲をモノマネすればいいのかというと、好きな曲をやればいいです。ただ、できれば地声と裏声を行き来するような曲(ラルク、UVERworld、スピッツなど)、あるいは裏声で力強く歌うような曲(森山直太郎、もののけ姫の米良美一)がいいですよ。

 

地声に聞こえる魔法の裏声「ミックスボイス」

高い声の出し方をネット検索で調べていると、「地声」「裏声」「ミックスボイス」といった言葉に出会います。

※裏声は「ファルセット」と表記されることもあります。
※高音域のミックスボイスを「ヘッドボイス」ともいいますが、この記事では「ミックスボイス」で統一します。

私たち音楽素人にとって、難しい用語は不要です。しかし、高い声で歌うメカニズムを理解しておくことは無駄ではありません。

 

たとえば以下のような、声の高い歌手がいますよね。

  • 稲葉浩志(B’z)
  • TOSHI(X JAPAN)
  • hyde(ラルク)
  • 草野マサムネ(スピッツ)
  • 岩沢厚治(ゆず)
  • 小田和正
  • デーモン小暮閣下
  • マイケル・ジャクソン

彼らは全員、高音域は裏声かミックスボイスで歌っています。あるいは、低音域からすべてミックスボイスで歌っています。

次章で説明しますが、ミックスボイスとは、「裏声の感覚で声を出しながら、そこに地声を混ぜるイメージで出す声」です。

 

歌うだけで高い声が出るようになる!練習曲リスト

才能のある人は、声の高い歌手を真似するだけでミックスボイスが出せます。

以下の練習曲は、男性ならミックスボイスでしか歌えない、高音域の曲です。これらの曲を歌っていれば、才能のある人なら自然にミックスボイスが使えるようになります。

男性ならミックスボイスでしか歌えない曲リスト

  • B’z「Real Thing Shakes」
  • B’z「ギリギリchop」
  • B’z「衝動」
  • 米良美一「もののけ姫」※裏声だけで歌います。裏声強化用の練習曲。
  • UVERworld「ゼロの答」
  • UVERworld「Home 微熱39℃」
  • UVERworld「Roots」
  • X JAPAN「紅」
  • X JAPAN「Foever Love」
  • L’Arc~en~Ciel「NEO UNIVERSE」
  • L’Arc~en~Ciel「New World」
  • L’Arc~en~Ciel「瞳の住人」
  • L’Arc~en~Ciel「Anemone」
  • スピッツ「ロビンソン」
  • スピッツ「運命の人」
  • スピッツ「楓」
  • ゆず「飛べない鳥」
  • ゆず「桜木町」
  • ゆず「夏色」
  • 小田和正「ラブ・ストーリーは突然に」
  • 聖飢魔II「HEAVY METAL IS DEAD」
  • マイケル・ジャクソン「Beat it」
  • マイケル・ジャクソン「Thriller」

これらの練習曲を、高音域部分もリラックスした状態で歌えるようなら、ミックスボイスができています。

イメージとしては、岩沢厚治(ゆず・声の高いほう)や草野マサムネ(スピッツ)の歌い方です。彼らは高音域を歌うときも、鼻歌を歌うかのようにリラックスした表情で歌っていますよね。

対照的に、北川悠仁(ゆず・声の低いほう)の歌い方を見てみると、高音域を歌うときはとても苦しそうに歌っています。これはミックスボイスができていないか、あるいは不完全だからです。

 

とにかく声を出してみること!

高い声の出し方のコツは以上です。

とにかく、ヒトカラ(ひとりカラオケ)で練習曲を歌ってみましょう。才能のある人なら、初日からいきなり高い声で歌えるようになるし、才能のない人なら、一生かかっても高い声は出せるようになりません。

次の記事では、ヒトカラの楽しみ方を解説しています。ぜひ読んでおいてください。
⇒ヒトカラ(一人カラオケ)の始め方!メリット デメリット 注意点は?


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