いきなり告白しますが、私はネット依存症でした。それも重度の。
今もネットは使いますが、あの頃ほどではありません。
この記事では、ネット依存症のチェック方法を紹介します。
また、私がネット依存症を脱却できた物語もお話しましょう。
★ネット依存症とは?
そもそも「依存症」とは、どんな状態のことなのでしょうか?
簡単に説明すると…
ある快感や安心を得るために
習慣的におこなっている行動があるとします。
この行動を断つことで
精神や肉体に耐え難い不安や苦しみが発生するのが「依存症」です。
”中毒”と言い換えてもよさそうですね。
★じつは私、重度のネット依存症でした
私の大学時代の話になりますが
オンラインRPGに熱中していた時期があります。
休日には、1日12時間以上プレイするのは当たり前でした。
全盛期は24時間ぶっ続けでプレイしたこともあります。
24時間連続プレイって、想像できますか?
トイレとシャワー以外の時間は、ず~~~っとパソコンの前にいるんですよ。
あなたは「ありえない」と思うかもしれません。
ええ、たしかに、世間一般的に考えるとありえないですよね。
ですが、当時の私には、まったく危機感はありませんでした。
危機感どころか、毎日充実していました。
(仮想世界での生活が)
★ネット依存症のチェックリスト
2013年8月、厚生労働省は、
「全国の中高生のうち、約52万人がネット依存症である」
と発表しました。
そのときに使われたチェック項目を以下に紹介します。
全部で8項目ありますが、5つ以上「はい」ならネット依存症だそうです。
- インターネットに夢中になっていると感じるか
- 満足を得るために、ネットを使う時間を長くしていかなければならないと感じるか
- 使用時間を減らしたり、やめようとしたりしたが、うまくいかなかったことが度々あったか
- ネットの使用をやめようとしたとき、落ち込みやイライラなどを感じるか
- 意図したよりも、長時間オンラインの状態でいるか
- ネットのため、大切な人間関係、学校、部活のことを危うくしたことがあったか
- 熱中しすぎていることを隠すため、家族や先生に嘘をついたことがあるか
- 嫌な気持ちや不安、落ち込みから逃げるためにネットを使うか
あなたはいかがでしょうか?
ちなみに、
昔の私を当てはめてみましたが
7と8以外は全部「はい」です。
「はい」が6個なので、立派なネット依存症ですね。
あと、こちらのサイトでもネット依存症の診断ができます。
⇒ネット依存度チェック
昔の私を想定してやってみたら、依存度「120%」でした。
「社会復帰不可能度100%」らしいです…。
★私がネット依存症を脱却した方法は?
重度のネット依存症だった私。
当時は大学もサボっていたし、単位もたくさん落としました。
ですが、幸運にもネット依存症から生還することができ
大学も4年間で卒業し、一般企業に無事就職できました。
ここで、私がネット依存症を脱却できた方法を紹介します。
と、言いたいところなのですが…
じつは、私自身、具体的な対策を打ったわけではないのです。
「気づくと熱が冷めていた」
としか言い様がありません。
おそらく、お腹いっぱいになったんだと思います。
もう、これ以上ないぐらいにやり尽くした。
死ぬほど楽しみ尽くした。
骨の髄までしゃぶり尽くした。
そんな気持ちになれたから
私はネット依存症を脱却できたのでしょう。
もし、私のネット依存度がMAXだった頃に、親や友人が
「オンラインRPGなんて今すぐやめろ!」などと言って
パソコンを壊して、無理やり私からネットを取り上げていたとしたら…
私の”ネット欲”が十分に満たせていなかったとしたら…
今とは違う結果になっていたかもしれません。
※ネット依存症の治療法はコチラ。
⇒ネット依存症の自覚がある人へ 治療のコツをこっそり教えます
★好きなだけネット依存すればいい
私の経験から言わせてもらうと、ネット依存症でも別にいいと思うんです。
テレビ、ゲーム、読書、漫画、映画、音楽、恋人などに依存するのと
何が違うというのでしょうか。
あなたの人生をどう使おうが、あなたの自由です。
ネット依存症が原因で、退学するのも、離婚するのも、個人の自由です。
自分で選択した人生ですからね。
あなたがやりたいと思ったなら、それは正解なんです。
その理由を知りたいかたは、次の記事へ進んでください。
次の記事では、あなたの生きる意味を解説しています。
⇒生きる意味が分からない人が人生を変える方法は?