「ゴォォォォォォォォォル!!」
、、、と思ったらオフサイドでノーゴール。
「なんなの?オフサイドって」
わかります、その気持ち。
サッカーのルールで一番わかりにくいのがオフサイドです。
でも、オフサイドを理解できれば、サッカーがもっと楽しくなるんですよ。
この記事では、オフサイドのルールを説明します。
★オフサイドポジションとは?
オフサイドのルールを理解するために
まずはオフサイドポジションを覚えましょう。
図で説明したほうが早いと思うので
こちらをご覧ください。
↓(画像はクリックで拡大)
説明を簡単にするために、
赤と青のチームが3対3で試合をしているとします。
(GKはゴールキーパーの略です)
今、赤が攻撃しているシーンです。
このとき、ボールをもっているCが
Dにパスをすると、オフサイドになります。
なぜオフサイドになるかというと
Dがオフサイドポジションにいるからです。
オフサイドポジションとは、
以下3点をすべて満たしたポジションのことです。
- 敵の陣内にいる(二分割したグラウンドの敵側エリア)
- ボールよりも敵ゴール側にいる
- 敵の二番目に後ろの選手よりも敵ゴール側にいる
文字にするとわかりにくいですね。
(3)が特にわかりにくくて、
「敵の二番目に後ろの選手」というのは、上図Aのことですね。
(ちなみに、一番目に後ろの選手はGKです)
簡単に言うと、オフサイドポジションとは、
「敵の一番後ろのディフェンダーよりも敵ゴール側にいる状態」のこと。
Dのポジションは
この3点すべてに当てはまっていますよね。
これがオフサイドポジションの概要です。
★何をしたらオフサイドになるの?
さて、上図でDが
オフサイドポジションにいることはわかりましたね。
ここでポイントなのが、Dはオフサイドポジションにいますが、
そこにいること自体は反則ではないという点。
では、どうしたらオフサイドになるのかというと、
オフサイドポジションにいるプレイヤーが
プレイに関与するとオフサイドになります。
「プレイに関与する」とは、
- パスを受ける
- GKやゴールポストに当たって跳ね返ったボールをシュートする
- 敵GKの前に立って、味方のシュートコースを隠す
以上のようなことをすると
「プレイに関与した」とみなされ、
オフサイドの反則をとられるわけです。
★これだけ覚えておけばOK!
ほとんどのオフサイドは、
オフサイドポジションの選手がパスを受けるケースです。
敵のディフェンダーよりも
前に出た状態でパスを受けると
オフサイドになる、と覚えておきましょう。