最近よく広告を目にする動画配信サービス「Hulu」(フールー)を、2週間無料利用してみました。
映画マニアとまではいかないまでも、そこそこ映画好きな私。
無料期間2週間で20本の映画をHuluで見ました。
この記事では、Huluを2週間使ってみた感想、品揃え、おすすめ映画などをまとめました。
※2014年6月12日時点の情報です。仕様・料金等は将来変更される可能性があります。
★Huluとは?
Hulu(フールー)はアメリカに本拠地を置く動画配信サービス。日本では2011年8月にサービスが開始されました。
2014年6月現在、税抜き933円(月額)で、国内外の映画・ドラマ・アニメが見放題です。
最初の2週間は無料期間であり、その2週間以内に解約すれば料金は発生しません。つまり、2週間だけタダで映画見放題のサービス。それがHuluなのです。
私はがんばって2週間で20本の映画を見たあと、即解約したので料金はかかりませんでした。(登録から13日目に解約したので、厳密には2週間ではないですね)
★品揃えは「潰れかけのレンタルビデオ屋」程度
肝心の品揃えですが、残念ながら満足度は非常に低いです。予想以上に品揃えが悪くて、見たい映画がほとんど見られませんでした。
海外ドラマや国内ドラマなどは比較的充実していたように思います。ですが、私のように映画視聴が目的のかたには、Huluはおすすめできないサービスです。
たとえるなら、Huluの品揃えは田舎の個人経営のレンタルビデオ屋程度。もしかしたらそれ以下かもしれません。
Huluにあるのは、金曜ロードショーや日曜洋画劇場など、過去にテレビ放送された映画ばかりでした。
★アニメ映画は壊滅的
私はアニメ映画も好きなのですが、Huluのアニメ映画の品揃えは壊滅的で、本当にがっかりしました。
名探偵コナンやドラえもんの映画は何本かありましたが、ディズニーやスタジオジブリのアニメ映画は皆無。
私のお気に入りのアニメ映画「サマーウォーズ」も「時をかける少女」もありませんでした。
★新しい映画は少なめ
Huluにある映画は古いものばかりです。
あるのはどれも5年~10年前、あるいは20年~30年前の映画ばかりだったように思います。
古い映画が好きなかたには都合がいいかもしれませんが、そもそも品揃えが悪いので、「昔の名作ばかり見る」ということもできない可能性が高いです。
参考までに、この記事を書いている今は2014年6月ですが、Huluのラインナップには、2014年に公開された映画はもちろんありませんし、2013年や2012年に公開された映画も非常に少なく感じました。
かろうじて、2012年4月に公開された映画「テルマエ・ロマエ」はHuluにもありましたが、それ以外で「おっ、これがもう置いてあるのかぁ」という嬉しい驚きはありませんでした。
★Huluで視聴可能なおすすめ映画は?
ズタボロに書きましたが、Huluにもおもしろい映画は何本か置いてあります。
私が見た20本の中でも、おすすめ度が高い映画10本をランキングにしました。
ほほう知恵袋的Huluのおすすめ映画ランキング
- 猟奇的な彼女
- いま、会いにゆきます
- 世界の中心で、愛をさけぶ
- 50回目のファースト・キス
- ニュー・シネマ・パラダイス
- スナッチ
- メメント
- パプリカ
- そのときは彼によろしく
- ジョゼと虎と魚たち
※2014年6月12日時点のラインナップです。
「ほほう知恵袋の管理人、どんだけ恋愛映画好きやねん」というツッコミが聞こえてきそうですね。そうです。私は恋愛映画好きなんです。
映画視聴の感想としては、昔から見たかった「ニュー・シネマ・パラダイス」が見れたので、ラッキーだったと思います。
「猟奇的な彼女」は不動の1位。私の中では、最高の恋愛映画です。
「いま、会いにゆきます」も、やはり泣けました。想像してみてください。アラサー男子がPC画面の前でむせび泣いている様子を。
★結論「Huluは2週間だけ無料利用しよう」
今回の記事の結論として、「Huluは2週間の無料期間だけ使えば十分かな」と思います。
いざ有料会員になってしまうと、毎日「何か映画を見なきゃ損!」というストレスを感じることになるので、精神衛生上よろしくない。
Huluは品揃えも悪いし、TSUTAYAやGEOでDVDを手にとり、実際に選ぶほうが楽しいと思います。
Huluの在庫の中に見たい映画があるなら、2週間だけ利用するのがおすすめですよ。