飲み会や合コンでの会話。
せっかく会話するなら、相手に楽しんでもらいたいですよね。
あなたのキャラや場の雰囲気なども関係してきますが、相手を笑わせる会話術は努力で身につけることができます。
この記事では、会話相手を高確率で笑わせるコツを紹介します。
★大前提「すべりを恐れない」
物心ついた頃から、私は人を笑わせるのが好きでした。学生時代は教室や部室。社会人になってからは飲み会や合コンの席で、何度も笑いをとってきました。
ですが、すべったことも何度もあります。
笑わせる技術を身につけたいなら、すべりを恐れてはいけません。
失敗を恐れていては、成功をつかむことはできません。これは、あらゆる分野に共通する絶対の成功法則です。
もしすべったら、「なぜすべったんだろうか?何がマズかったのだろうか?」と原因を分析し、次の機会に生かすのです。まずはこの心構えを、大前提としてもっておきましょう。
★高確率でウケるテクニック「流用ボケ」とは?
一口に「笑いをとるテクニック」といっても、表情・体の動かし方・声のトーン・タイミングなど、この記事で説明しきれないほどたくさんあります。なので今回は、簡単かつ高確率で笑いがとれる「流用ボケ」のテクニックを紹介します。
※「流用ボケ」は私の造語です。
のちほど例文で解説しますが、「流用ボケ」を簡単に説明すると以下のようになります。
「流用ボケ」とは?
自分以外の誰かが話した内容を覚えておく。数分後、覚えた内容を使ってボケる。
これは、お笑いテクニックの「天丼」をヒントに、私が会話術に応用したものです。(この技術を使っているのは私だけではないと思いますが)
※「天丼」とは、同じセリフや同じボケを、話題が変わったあと、忘れた頃に再度繰り返して笑いをとるテクニックのこと。ダウンタウンの松本人志がよく使っていますね。
★「流用ボケ」の手順
「流用ボケ」の手順を確認しておきましょう。
「流用ボケ」の手順
- 自分以外の誰かが話した内容のキーワードを覚えておく
- 数分後、話題が変わったらキーワードを流用してボケる
これだけでは理解が難しいと思うので、次に例文で解説しますね。
★例文で理解!「流用ボケ」の使い方
以下のような場面設定があるとします。
- 3人の男性(佐藤、鈴木、田中)が居酒屋で会話しているところ
- 田中が流用ボケを使う役
- この話の数分前に、佐藤が「この前、俺の部屋で友達とお酒を飲んだんだけど、そいつがひどく酔っぱらって、トイレと間違えて洗面台におしっこしちゃったんだよね」という話をして、笑いをとった
このとき、次のように「流用ボケ」を使います。
(”洗面台おしっこネタ”から数十分経過。いくつか話題が変わったあとで…)
田中「そういば鈴木、最近彼女できたらしいね?」
鈴木「うん。2か月前ほどにね」
佐藤「おっ、いいねぇ。一番楽しい時期じゃん」
鈴木「あはは、まぁね。ただ、ちょっと彼女の性格のことで悩んでてさ…」
田中「え、なになに?まさか間違って洗面台におしっこしちゃうとか?」
佐藤「鈴木の彼女もか!(笑)」
(一同爆笑)
即興で作った例文なので、あまりおもしろくないかもしれません。ただ、流用ボケの基本的な使い方はうまく説明できていると思います。
こんな感じで、前に誰かが話した内容でおもしろかったキーワードを記憶しておいて、それをみんなが忘れた頃にうまく使ってボケるんです。最初はうまく笑いがとれないかもしれませんが、すべりを恐れず、チャレンジしてみましょう。
★注意点「やりすぎてはいけない」
笑いをとる方法として、流用ボケは非常に効果的ですが、注意点があります。
やりすぎてはいけないという点です。
破壊力抜群の流用ボケといえど、同じネタで笑いがとれるのは、1回か2回まで。3回以上やってしまうと、しつこくて寒いです。すべります。そこはうまく空気を読みましょう。
★合コンで会話を楽しむコツ
以上、今回は「流用ボケ」を使って、会話で笑いをとる方法を紹介しました。
次の記事では、合コンで会話を楽しむコツを解説しています。
⇒合コンで会話を楽しみ、次に繋げる方法とは?