私は日本版SIMフリーiPhone5sを使っています。
2014年1月、タイへ2週間旅行してきたのですが、現地でSIMカードを購入し、iPhone5sを使っていました。
初めての海外旅行で不安もありましたが、SIMカードの購入と設定は意外と簡単でした。
この記事では、日本版SIMフリーiPhone5sをタイで使う方法を紹介します。
タイのインターネット速度、2週間のパケット使用量、テザリング情報などもまとめています。
※2014年1月時点の情報です。
★バンコク スワンナプーム国際空港で簡単に購入できる
バンコクには2つの空港があります。スワンナプーム国際空港とドンムアン空港です。この記事では、私が利用したスワンナプーム国際空港のみ取り扱います。
スワンナプーム国際空港の税関を抜けると、正面にズラーっとお店が並んでいます。そのお店の並びのずっと右側まで歩いてください。しばらく歩くと、「True move H」のお店が見つかるはずです。
True move Hは、タイの通信会社。日本でいうdocomoやsoftbankみたいなものですね。
私はお店の場所がわからなかったので、そのへんの店員さんにiPhoneを見せながら「Where is Truemove ?」と聞いたら、親切に教えてもらえました。
さて、True move Hのお店に着いたら、さっそくSIMカードを購入しましょう。
カウンターに以下のような料金表が置いてあるはずです。
↓(画像クリックで拡大)
パケット使用量の目安としては、グーグルマップや検索を多めに利用しても、1日30MB~40MBほどの使用量でした。私は今回2週間の滞在だったので、容量1GBの「No.5」コースにしました。
No.4とNo.5はどちらも料金が549バーツですが、違いを簡単に説明します。
※1バーツ=約3円(2014年1月時点のレート)
No.4⇒30日間使用可能。パケット使用量の総計が1GBを超えると、1MBごとに2バーツかかる。この2バーツは追加徴収ではなく、料金表右側のCREDITにプールされている分から支払われるのだと思います。
No.5⇒30日間使用可能。パケット使用量の総計が1GBを超えたあとも使用可能だが、速度が128Kbpsに制限される。
どちらにすればいいのかわからなかったので、店員さんに聞いてみたら、店員さんのおすすめはNo.5とのことだったので、迷わずNo.5にしました。
★設定は全部店員さんがやってくれる
No.5のコースを申し込むことにした私。
店員さんに日本版SIMフリーiPhone5sを手渡します。
店員さんの手元を見ていたので、一部始終を解説すると…
まず、iPhoneから既存のSIMカードを抜き取ります。True move HのSIMカードをハサミでナノSIMサイズにカットして、それをiPhoneに入れて、iPhoneを私に手渡し、「パスコードを入れてください」と言ってきました。ロックを解除するためのパスコードだと思います。
4桁のパスコードを入れて、再びiPhoneを店員さんに手渡します。
すると、店員さんは、何やらいろいろと設定をいじっている様子。おそらく、データローミングやAPNの設定かなぁと思いますが、詳しくはわかりませんでした。
※あとで確認したら、データローミングとLTEがオンになっていました。
1分か2分ほど待っていると、設定が完了したようで、「ネットにつながるか確認してみてください」とiPhoneを手渡されました。確認のため、サファリからインターネットに接続すると、普通につながりました。感動。
無事ネットにつながることを確認できてから、料金549バーツを支払いました。ものの5分程度で、SIMカード購入完了。あっという間でしたよ。
ちなみに、店員さんはタイ語かカタコトの英語しか話せません。私も英語ペラペラというわけではないのですが、なんとかなりました。料金表を指さすだけでいいので、英語が全然話せないというかたも心配しなくて大丈夫だと思います。
★現地通貨の入手方法と最強カード
ところで、タイの現地通貨「バーツ」は、空港内に多数あるATMで簡単に引き出せます。海外キャッシングできるクレジットカードか、新生銀行などの国際キャッシュカードがおすすめです。私は楽天プレミアムカードの海外キャッシングを利用しました。
楽天プレミアムカードは超おすすめです。なぜなら、プライオリティパスという便利カードが無料でもらえるからです。プライオリティパスがあれば、本来ならファーストクラスやビジネスクラスの利用者しか使えない高級ラウンジを無料で使い倒すことができます。
私はエコノミークラス利用者なのに、プライオリティパスを使って、本来なら入場に3,000円ほどかかるラウンジに無料で入場し、無料でビールを飲み、無料でビュッフェを楽しんできました。
ちなみにこのプライオリティパス、普通に申し込むと年会費が約4万円かかります。
楽天プレミアムカードには、プライオリティパスのほかにも、海外旅行保険が付帯していたり、空港まで荷物の搬送をしてくれたりと、海外旅行者にとって最強のカードです。
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★SIMカードを受け取るのを忘れないように!
そういえば「危なかったぁ」という場面があったので、ここで共有させていただきます。
True move Hで無事SIMカードを購入し、タイ国内のインターネットが使えるようになった私。意気揚々と、スワンナプーム国際空港を去ろうとしていましたが、地下鉄の切符を買おうと思ったとき、ふと気づきました。
「あっ!日本から入れてきたSIMカード、True move Hで抜き取ったまま受け取ってない!」
そう、私のiPhone5sには、OCNモバイルONEのSIMカードが入っていたはず。
※参考記事⇒⇒iPhone5sを月額980円で使う方法は?ネットも通話も可能!
もともと入っていたSIMカードを受け取るのを忘れて、そのまま空港を去ろうとしていたのでした…。
そのことに気づいて、走ってTrue move Hのお店に戻ったところ、OCNのSIMカードは無事で、問題なく受け取れました。危なかった、、、。
あなたも、日本からもってきたSIMカードを受け取るのを忘れないよう、気をつけてくださいね。
★タイのインターネット速度は?
私は今回、バンコクとチェンマイに滞在したのですが、両都市とも安定して3Mbps~5Mbpsほどの速度が出ていました。グーグルマップやFacebookはストレスを感じることなく利用できましたよ。
また、場所によっては7Mbps~10Mbpsという速度も出ました。
※いずれも下り(ダウンロード)の速度です。上り(アップロード)は、0.5Mbps~2Mbpsほど。
圏外になることもなく、予想以上に快適なネット環境でした。
★2週間で使ったパケット総量は?
今回のタイ滞在中、毎日積極的に動き回り、グーグルマップとFacebookを多用しましたが、2週間のパケット使用量の合計は519MBでした。
True move Hのパケット使用量を確認するには「*900#」に電話をかけます。電話をかけると数秒後にSMSが送られてきて、そこにパケット使用量が記載されています。私はタイ語が読めないので、ホテルのスタッフさんに解読してもらいました。
タイ初日は夜の到着だったので、実質13日間のインターネット使用でした。ということは、1日40MBほど使用したということですね。ホテル滞在時は部屋のWi-Fiを使っていたのですが、ときどきテザリングも使ったりしたので、けっこう多めに使ったなぁという感じです。
★テザリングは?
日本版SIMフリーiPhone5sで、タイのTrue move HのSIMカードを使った場合、テザリングが可能です。ちゃんと速度が出ている場所なら、ストレスを感じることなく、ノートパソコンでもインターネットが使えますよ。
私はMacBook Airを持っていったのですが、快適にテザリングできました。
※じつは私、テザリングも今回が初体験でした。
★SIMカードを抜くためのおすすめアイテム
タイから帰国後、SIMカードを入れ替えるとすぐにインターネットが使えます。
特に設定をいじる必要はありませんが、帰国後、空港ですぐにSIMカードを入れ替えたい場合は、SIMカードを抜くためのピンを持ち歩く必要があります。
このピンは小さいので、なくしてしまいそうで心配なんですよね。
そこでおすすめなのが、こちらのアイテムです。
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このイヤフォンカバーは、イヤフォンの穴にホコリや水が入るのを防いでくれるうえに、SIMカードを取り出すときにも使えるスグレモノ。イヤフォンの穴に挿しておけば紛失の心配もないし、ホコリを防いでくれるし、一石二鳥ですよね。
値段も安いので、使ってみてはいかがでしょうか?
私も次回の海外旅行までには購入しようと思っています。