まるで、頭をハンマーで殴られたかのような衝撃でした。
大学時代、友人から借りた1枚のCD。
印象的な歌詞とメロディーに、私は一瞬で引き込まれました。
それが、私とBUMP OF CHICKENとの出会いでした。
あれから10年ほど経ちますが、今でもBUMP OF CHICKENには元気をもらっています。
この記事では、BUMP OF CHICKENのおすすめ曲をジャンル別で紹介します。
★BUMP OF CHICKENとは?
BUMP OF CHICKEN(バンプ オブ チキン)は日本の4人組バンドです。
※バンド名は「弱者の反撃」という意味。
藤原基央(ふじわら もとお) ボーカル、ギター、作詞、作曲
増川弘明(ますかわ ひろあき)ギター
直井由文(なおい よしふみ) ベース
升秀夫(ます ひでお) ドラムス
以上の4人で構成されています。
BUMP OF CHICKENの心臓は、なんといっても藤原基央でしょう。作詞・作曲・ボーカルの3点において、彼の存在なしにはBUMP OF CHICKENは語れません。
特に歌詞がすばらしく、BUMP OF CHICKENの曲は「映像的な音楽」と称されています。まるで映画を見ているかのような、臨場感あふれる歌詞に、あなたもきっと引き込まれると思います。
この記事では、私の独断と偏見により、BUMP OF CHICKENの曲を以下4つのジャンルに分けます。
- 物語系
- ノリノリ系
- 人生哲学系
- 恋愛系
次項から、ジャンルごとに紹介していきますね。
★物語系
BUMP OF CHICKENの真骨頂ともいえる、物語系のおすすめ曲は以下です。
BUMP OF CHICKEN 物語系のおすすめ曲
- K
- ダンデライオン
- Ever lasting lie
- 車輪の唄
- ラフ・メイカー
- 天体観測
- ガラスのブルース
順番に補足説明しますね。
K
アルバム「THE LIVING DEAD」収録曲。
黒猫と画家との交流を描いた、物語系の曲です。
曲名である「K」には、あるカラクリが仕掛けられています。
あなたは気づけるでしょうか?
ダンデライオン
アルバム「jupiter」収録曲。
孤独なライオンと、ある友達との交流を描いた曲。
明るい曲調にもかかわらず、ウルッときます。
Ever lasting lie
アルバム「THE LIVING DEAD」収録曲。
悲しい恋の物語。男は女のために「やさしい嘘」をついた。その嘘とは?
映画にできそうな内容ですが、間奏が長いのでカラオケには不向きです。
車輪の唄
アルバム「ユグドラシル」収録曲。
友達か恋人かわかりませんが、別れを描いた曲です。
マンドリンやアコギ、ウッドベースといった楽器を使っているため、アコースティック(生音)なサウンドに仕上がっています。
ラフ・メイカー
アルバム「present from you」収録曲。
曲名「ラフ・メイカー」は、「笑わせる人」という意味合いのようです。
天体観測
アルバム「jupiter」収録曲。
おそらくBUMP OF CHICKENで一番有名な曲だと思います。
歌いやすいので、カラオケでも人気の曲ですね。
ガラスのブルース
アルバム「FLAME VEIN」収録曲。
ある猫の一生を描いた曲。明るい曲調で、ノリがいいです。
BUMP OF CHICKENの曲には、猫がよく出てきます。
★ノリノリ系
ここでは、BUMP OF CHICKENの中でも特にノリがいい曲を集めてみました。
BUMP OF CHICKEN ノリノリ系のおすすめ曲
- グングニル
- メーデー
- カルマ
- 才悩人応援歌
- 真っ赤な空を見ただろうか
順番に補足説明しますね。
グングニル
アルバム「THE LIVING DEAD」収録曲。
藤原基央は漫画「ONE PIECE」のファンですが、それがわかる曲です。歌詞には「宝の地図」「財宝のありか」「船」などといった、海賊の冒険を思わせる単語がたくさん出てきます。
曲名の「グングニル」は、北欧神話の神オーディンが持つ槍の名前です。
メーデー
アルバム「orbital period」収録曲。
イントロがかっこいいです。
カルマ
アルバム「orbital period」収録曲。
ゲームソフト「テイルズ オブ ジ アビス」のテーマソング。
間奏がなく、テンポのいい曲です。カラオケでも盛り上がりますよ。
才悩人応援歌
アルバム「orbital period」収録曲。
曲名は「さいのうじんおうえんか」と読みます。
真っ赤な空を見ただろうか
アルバム「present from you」収録曲。
ノリのいい曲なのに、どこか泣けてきます。
ところでこのアルバム「present from you」は、カップリング曲を集めたアルバムですが、名曲ばかりなのでおすすめです。
★人生哲学系
人生に迷ったとき、背中を押してくれる曲もあります。
BUMP OF CHICKEN 人生哲学系のおすすめ曲
- ギルド
- ロストマン
- オンリーロンリーグローリー
- sailing day
- Title Of Mine
- Stage Of The Ground
順番に補足説明しますね。
ギルド
アルバム「ユグドラシル」収録曲。
「生きること」や「働くこと」について、考えさせられる曲です。
社会人になってから改めて聞いてみると、やたら心に刺さる曲になっていました。
ロストマン
アルバム「ユグドラシル」収録曲。
BUMP OF CHICKENの曲の中でも、この曲が一番好きだというファンも多いです。Mr.Childrenの桜井和寿も、この曲を「2000年代でもっとも印象に残った曲」と言っています。
聞くたびに、気づきをもらえる曲です。
オンリーロンリーグローリー
アルバム「ユグドラシル」収録曲。
気持ちを奮い立たせてくれる曲です。
sailing day
アルバム「ユグドラシル」収録曲。
映画「ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険」主題歌。
ONE PIECEの主題歌というだけあって、歌詞の内容が激アツです。きっと、あなたの背中を押してくれるはず。
Title Of Mine
アルバム「jupiter」収録曲。
BUMP OF CHICKENの知られざる名曲です。
人と触れ合うことの怖さを知りながら、それでも人と触れ合っていたいという気持ちが歌われており、心に刺さります。
Stage Of The Ground
アルバム「jupiter」収録曲。
壮大なイントロに、宇宙的な歌詞。
藤原基央は宇宙のことを考えるのが好きらしいのですが、それがわかる曲だと思います。そういえば私も最近、宇宙に興味があるのですが、もしかしたらこの曲の影響かもしれません。
★恋愛系
BUMP OF CHICKENの曲には「ラブソング」と明確にわかるものがほとんどありません。なぜなら、彼らの曲には、「愛してる」とか「恋」とか、そのような言葉がほとんど使われないからです。作曲者である藤原基央も、「どんな関係の二人かは、聞く人に任せる」と言っています。
ですからここでは、ラブソングと解釈できそうな、BUMP OF CHICKENのおすすめ曲を紹介します。
BUMP OF CHICKEN 恋愛系のおすすめ曲
- スノースマイル
- supernova
- embrace
- ベル
- リリィ
順番に補足説明しますね。
スノースマイル
アルバム「ユグドラシル」収録曲。
歌詞の内容的には、失恋ソングのような曲です。
supernova
アルバム「orbital period」収録曲。
曲名の「supernova」は「超新星爆発」といって、星が爆発してなくなる現象のことです。
歌詞の内容は、失恋ソングともとれる内容。
embrace
アルバム「ユグドラシル」収録曲。
曲名の「embrace」は、「抱きしめる」という意味。
猫への愛情を歌ったようにも、恋人への愛情を歌ったようにも聞こえる曲です。
ベル
アルバム「jupiter」収録曲。
疲れたときに、「元気?」という電話がかかってくる。その電話にまつわる切ない曲です。
電話の相手が、片思いなのか恋人なのか、歌詞だけではわかりませんが泣けますよ。
リリィ
アルバム「THE LIVING DEAD」収録曲。
やさしい恋人との別れをイメージさせる、切ない曲です。
★おすすめアルバムは?
以上、BUMP OF CHICKENのおすすめ23曲を紹介しました。
どのアルバムも秀逸なのですが、初めてバンプを聞く人におすすめのアルバムは、
「ユグドラシル」です。
ユグドラシルには、ここで紹介していない名曲も多数収録されています。
あなたもきっとハマると思いますよ。
恋愛系にとっておきの唄が無いのは悲しい
あとアルエもBUMP公認の恋愛系の曲
ノリノリにグロリアスレボリューション
も入れて欲しい