私は読書が趣味です。
厳密には、趣味というよりも、もはや私にとって、読書はなくてはならないものとなっています。
空腹を感じたら食べる。
眠くなったら眠る。
それと同じで、読みたくなったら読むのです。
この記事では、私が読書をするときに、気をつけているコツを紹介します。
★効果的な読書とは?
そもそも、”効果的な読書”とは、どのような読書なのでしょうか?
私の考える”効果的な読書”は、
「本を読んだことで、自分の行動が変わり、結果的に自分と自分以外の誰かを幸せにすること」
です。
「行動が変わる」という点がポイントです。
あなたが、人生を変えたくて読書しているとします。
ですが、読書をしても
その後の行動が変わらなければ、あまり意味がありません。
わかりやすく言い換えると、
「新しい包丁(知識)を手に入れても、箱にしまったまま使わなければ
料理の出来栄え(人生)は変わらない」
ということです。
次項から、行動を変えるための読書のコツを紹介していきましょう。
★行動(人生)を変える読書のコツ
私は、自分自身と、自分に関わる人の人生を変え続けています。
当ブログ「ほほう知恵袋」を熟読し、書いてあるノウハウを実行すれば
あなたの人生も劇的に変わることを約束します。
⇒思考法・生き方のおすすめ記事一覧
あなたが変われば、それがバタフライ効果となり、世界(全宇宙)が変わります。
変化した世界から影響を受け、私もまた変わることができるのです。
そして、私が大きく変われた理由のひとつが、読書なのです。
[illust_bubble subhead=”バタフライ効果とは?” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-w3-l”]
バタフライ効果は、”カオス理論”ともよばれる、物理学の用語です。
”蝶の小さなはばたきが、遠く離れた場所の天候を変える可能性がある”という理論です。
バタフライ効果を扱った作品として、
映画「バタフライ・エフェクト」
アニメ「シュタインズ・ゲート」
などがあります。
どちらもおもしろいですよ。
※私は、シュタインズ・ゲートの”まゆしぃ”が好きです。
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さて、前置きが長くなりました。
私がいつも心がけている読書のコツは以下です。
読書を効果的にするコツ
- 価値観を許容する
- ひとつだけ学ぼうとする
- 半信半疑で読む
- 誰かに教えるつもりで読む
- 著者が推薦する本を読む
順番に説明しますね。
(1)価値観を許容する
本を読むときは、価値観を許容しましょう。
”価値観を許容する”とは、自分と価値観の違う人がいたときに
「こういう考え方もあるんだなぁ」と受け入れるという意味です。
頭ごなしに否定しない姿勢をもつということですね。
これは私の持論ですが、新しい価値観に触れたときや、
自分の意見を否定してくる人と出会ったとき、
「なに言ってんだこいつ」と切り捨てる人は成長できません。
「こういう考え方もあるんだなぁ」と許容できる人は成長できます。
(2)ひとつだけ学ぼうとする
これは小説のようなフィクションというより、自己啓発本を読むときのコツです。
1冊全部は理解できなくてもいいので、何かひとつだけ学ぼうとしましょう。
私の経験上、1冊まるごと理解しようと気負うと、読書が苦痛になりがちです。
なので、気楽に構えて、
「心に残るワンフレーズと出会えたらラッキー」
ぐらいの気持ちで読書するのです。
そのようにして出会った言葉のひとつひとつが
いずれ、あなたにとってのバタフライ効果になっていきますよ。
(3)半信半疑で読む
この世には、いろいろな本があります。
「うおおお、すごい!」と、目からウロコが落ちるような本もあれば
タイトルから怪しさ満点の本もあります。
※私の目からウロコをむしり取った本たちはこちら。
⇒自己啓発本のおすすめは?この3冊だけ読めばOKです!
Amazonなどの評価を見れば、その本の人気はある程度わかりますが
あなたに忘れないでいてほしい視点があります。
それは「半信半疑で読む」ということです。
半信半疑というと聞こえが悪いですが、以下のように言い換えられます。
「信じすぎず、冷静に、客観的に読む」
「本の内容に100%同意するのではなく、自分の意見をもちながら読む」
これを心がけることで、思考力(自分で考える力)が養われます。
本の内容に「そうだったのか!すごい!」と読み流すだけだと
たしかに知識は増えますが、思考力は身につきにくいと思います。
私はどうしているかというと、著者の価値観は許容しつつ、
「本当かなぁ?」
「なんでそうなるの?」
「いやいや、それは無理があるでしょ」
などというふうに、ツッコミを入れつつ読んでいます。
ですから、あなたもぜひ、当ブログを半信半疑で読んでみてくださいね。
(当ブログでは、私が自信をもっておすすめできる内容しか書いていませんが)
記事へのコメントも大歓迎です。
(4)誰かに教えるつもりで読む
私は教員免許をもっており、教えることの楽しさも、難しさも知っています。
教育についての格言ですが、
「1を教えようとするなら、10学ばなくてはいけない」
という趣旨の言葉があります。
これは、生徒に何かを教えようと思ったら、教員はめちゃくちゃ勉強して
その分野について、生徒の10倍理解していなければならないという意味です。
少し無理があるかもしれませんが
この格言を次のように言い換えることもできるでしょう。
「あとで誰かに教えるつもりで読書すれば、10倍理解できる」
10倍は言い過ぎかもしれませんが、私はこれをいつも心がけていて
何も考えずに読むよりは、たしかに頭にスッと入ってくる感じがしています。
「10倍?本当かよ~?」と思ったあなた。
ちゃんと、半信半疑で読めていますね。
非常に大切な客観的思考なので、その感覚を忘れないでください。
(たしかに10倍は言い過ぎだと思います)
(5)著者が推薦する本を読む
本の著者は、ほとんどの人が膨大な数の本を読んでいます。
数百冊ぐらいは当たり前で
数千冊や数万冊読んでいる人もいるかもしれません。
たとえば、あなたが読んで、おもしろいと感じた本があったとします。
その本の中で、著者が推薦している本があったら
それも読んでみるといいですよ。
なぜなら、膨大な数の本を読んでいるであろう、著者が推薦するということは
それはその著者に大きな感銘を与えた本である可能性が高いからです。
私は、この方法でよく「本のハシゴ」をやります。
本のハシゴとは、ある著者が本の中で紹介していた本を読み、またその本の中で紹介されていた本を読む…というふうに、どんどんつなげていく読み方です。
こうすることで、意外な分野や価値観に出会えたりします。
ちなみにこれは、読書だけでなく、音楽にも使えます。
たとえば私は「ゆず」というフォークデュオが好きですが
ゆずの岩沢厚治(声が高いほう)は長渕剛の大ファンです。
最初はゆずしか聞いていなかったのですが、そのことを知った私は
長渕剛も聞くようになりました。
いろいろな音楽を聞いているであろう
プロのミュージシャンが推薦するミュージシャンの音楽を聞いてみる。
新しい発見がありますよ。
★読書で人間関係がよくなる
以上、読書を効果的にするコツを紹介しました。
ここに書いた5つのコツを実践すれば、より効果的な読書ができると思います。
途中で気づいたかたもいるかもしれませんが、この読み方をすれば
人の価値観を許容できるようになるので、人間関係がよくなります。
許せなかった人を許せるようになりますよ。
読書の効果、おそるべし。
次の記事では、読書の真の効果を紹介しています。
⇒読書の効果とは?見えないモノを見るために本を読もう
サイトの記事をほとんど読ませていただきました。どの記事もためになるものばかりでした!
これからも更新楽しみにしています。
>tetra様
コメントありがとうございます。
当ブログの記事をほとんど読んでいただいたとのこと、うれしいです。
ぜひ、読むだけで終わらず、”行動”を意識的に変えてみてください。
人生、変わります。
これからも精進してまいります。
また、コメントをしにきてくださいね。