HIV感染の初期症状とは?エイズとの違いは?感染経路は?

HIV感染による、エイズの発症。
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現在の医学では治すことができない、おそろしい病気のひとつです。

私はHIV検査を受けたことがありますが、それだけでも、ものすごい恐怖でした。

この記事では、HIV感染の初期症状
HIVとエイズの違い、感染経路についてまとめています。

 

HIVとエイズの違いは?

はじめに、HIVとエイズの違いを知っておきましょう。

HIVとエイズには、以下のような正式名称があります。

HIV=ヒト免疫不全ウイルス

エイズ(AIDS)=後天性免疫不全症候群

簡単に説明すると、


HIV=ウイルスの名前

エイズ=HIVに感染すると発症する病気の名前


という位置づけです。

 

HIVに感染すると、何年もかけて
少しずつ体内の免疫細胞が減少していきます。

免疫細胞が一定の数値を下回ると
さまざまな病気を発症します。

この状態になることを「エイズを発症する」というのです。

 

HIVに感染すると、こんな初期症状が出る

感染の原因となる行為から、1週間~2週間後
風邪のような症状が出ると、HIV感染の可能性があります。

初期症状は以下です。


  • 発熱
  • 倦怠感
  • 下痢
  • リンパ節の腫れ
  • のどの腫れ・痛み
  • その他、風邪に似た症状

これらの初期症状が出ない人もいます。

とはいえ、風邪に似た
なんらかの初期症状が出るケースがほとんどです。

 

感染経路は4つ

HIVの感染経路はおもに4つです。


  • 性交渉
  • 母子感染
  • 注射器のまわし打ち
  • 輸血・血液製剤

ちなみに、エイズは遺伝しません。

母子感染には、

  • 胎盤感染
  • 産道感染
  • 母乳感染

この3種類があります。

もし、HIV感染者の女性が、なんの対策もとらずに赤ちゃんを出産し
母乳で育てた場合のHIV感染率は、30~40%ともいわれています。

ですが、出産前に母体のHIV感染がわかっていれば
適切な対処をすることで、この感染率を1%以下に下げることができるのです。

なので、HIV検査は非常に大切なのですね。


その他の感染率

性交渉⇒0.1~1%

注射器のまわし打ち⇒0.5%以下

輸血・血液製剤⇒40~90%


 

まずはHIV検査を!

以上、HIV感染についてまとめました。

たとえ避妊具を正しく使用していても
性交渉をしたことがあるなら
HIV感染の可能性はゼロではありません。

私はHIV検査を受けたことがあります。

だからこそ主張したいのですが
HIV検査は全人類が受けるべきだと思っています。

あなた自身と、大切な人の命を守るため。

HIV検査を受ける勇気を出してみませんか。
⇒HIV検査の方法は?恐怖の体験談はこちらです

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