先日、私が赤ちゃんだった頃の話を母から聞かされました。
幼少期、私は熱性けいれんを3回起こしており、それはこちらの記事にまとめました。
⇒熱性けいれんとは?こんな症状は危険です!
「そういえば、反り返りがすごかったから、脳性麻痺も疑ったのよ」
とも言われました。
この記事では、脳性麻痺の赤ちゃんに見られる特徴を紹介します。
★脳性麻痺とは?
脳性麻痺(のうせいまひ)とは、なんらかの原因で
脳に損傷を受け、脳の機能障害が出る症候群です。
医学が進歩した今でも、1,000人に2~4人程度、
脳性麻痺の赤ちゃんが生まれています。
定期検診で発見されることがほとんどですが、
発見時期が早いほど、重度の障害が出るのが一般的です。
★脳性麻痺の診断は難しい
赤ちゃんの成長には個人差があるので、
生後18か月までに脳性麻痺を診断するのは
医師でも難しいようです。
中学生になってから、
脳性麻痺と診断された例もあるんですよ。
★脳性麻痺の症状は?
脳性麻痺の赤ちゃんに見られる特徴は、以下です。
- なかなか首がすわらない
- 反り返る
- 白目をむく
- 手足をペンギンのように突っ張る
- 抱き上げると、足をハサミのようにクロスさせる
- 体がぐにゃぐにゃで安定しない
- 全身に力が入り、緊張している
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これらの特徴は、
健康な赤ちゃんにも見られることがあります。
特に、反り返りについては、健康な赤ちゃんにも
よく見られるので、不安になることはありませんよ。
赤ちゃんは反り返りが大好きなんです。
生後2か月~3か月ぐらいになると、
よく反り返るようになる赤ちゃんがいますが、
そのほとんどは良性の反り返りです。
これは、体の力加減がまだうまくできないため、
強く反り返ってしまうだけなのですね。
ですが、注意したいのは、
首や肩を極端にねじりながら反り返るケースです。
ちぎれそうなぐらい、首をねじって反り返る場合は、
脳性麻痺のおそれがあります。
★脳性麻痺になりやすい赤ちゃんは?
2,500グラム以下で生まれた赤ちゃんを未熟児といいますが、
未熟児は脳性麻痺である可能性が上がります。
また、出生時に仮死状態になったり、
NICU(新生児特定集中治療室)に入っていたりした場合も、
脳性麻痺になる可能性が上がるようです。
※生後6か月頃から起こる、熱性けいれんの対処法は知っていますか?
⇒熱性けいれんとは?こんな症状は危険です!