2013年6月、富士山は世界文化遺産に登録されました。
ですが、今、富士山が注目されている理由はそれだけではありません。
富士山は近い将来、噴火が懸念されているのです。
この記事では、富士山の噴火対策として
必要な知識と防災グッズを紹介します。
直近の噴火事例「宝永噴火」
※とてもわかりやすく富士山の噴火を説明した動画です。
富士山の直近の噴火は1707年の宝永噴火(ほうえいふんか)で、
宝永噴火の49日前には大地震(宝永地震)がありました。
ですので、今後予想される富士山の噴火も
大地震の数日後に起こるのではないかと言われています。
観測史上、数百年に一度は富士山の噴火があるので、
今の富士山はいつ噴火してもおかしくない状況なのです。
怖いのは火山灰
宝永噴火の際は100キロ離れた東京にも火山灰が降り積もりました。
火山灰は小さなガラス片のようなもので、
雪のように溶けて流れてくれません。
火山灰が積もると、
飛行機・電車・高速道路などの
交通機関が使えなくなります。
外気を利用するタイプの空調などは故障しやすくなり、
携帯電話の電波障害も起きると言われています。
また、火山灰は水を吸収して重たくなるので、
30cm程度の火山灰が積もった状態で雨が降れば
民家は重さに耐え切れず潰れる恐れがあります。
さらに火山灰は人体にも悪影響を与えます。
目に入った場合は角膜を傷つけ、
吸い込めば気管支炎などを引き起こします。
農作物にも被害を与えますし、
火山灰は百害あって一利なし、
まさに死の灰とも呼べるでしょう。
最低限常備しておきたい防災グッズ
- 水と食料を2週間分
- 懐中電灯
- 携帯ラジオ
- マスク
- ゴーグル
- レインコート
上記は全て重要なアイテムですが
赤文字にした部分は特に大切です。
まず、水と食料をなぜ2週間分かというと、
火山灰による交通機関の麻痺が予想され、
水・食料の確保が難しくなる恐れがあるからです。
次にマスク・ゴーグルはやはり必需品です。
火山灰の体内への侵入を防ぎましょう。
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あなたがもし東海~関東在住の場合、
最低限これだけは用意しておきましょうね!