現在、アラサー男子の私。
今でこそ、やりたいことをやれていますが、学生時代は夢も希望もない人間でした。
とりあえず大学進学し、とりあえず就職。
当時の私は、情熱のない冷めた若者だったと思います。
この記事では、
やりたいことがない人が
やりたいことを見つけるためのヒントを紹介します。
★私、やりたいことがない大学生でした
私は、社会人になったあとに、やりたいことを見つけました。
高校時代も、大学時代も
特にやりたいことがなかったのです。
近所の高校になんの疑問もなく入学。
大学受験勉強はがんばりましたが
大学も学部も適当に選んで、とりあえず入学しました。
そんな気持ちで選んだ大学が
おもしろいわけもなく、
「大学に通う意味なんてあるのか?」
と疑問に思い、退学を考えたこともあります。
(一応卒業はしました)
将来就きたい職業もなく
ただ漠然と学生時代を過ごしました。
夢も希望もなかったので、大学生活は苦痛でした。
それでも「東京で働いてみたい」という夢らしきものはありました。
大学3年の冬になり、周囲が就活ムードで騒がしくなってきたので
私もそれに流されるように就活をしました。
運よく東京の会社に内定をもらい
就職のタイミングで上京した私。
そこで人生観が変わる出来事があったのです。
★人生に絶望した瞬間
就職した当初も、依然として
やりたいことがないままでした。
私はやる気のないダメリーマンで
仕事ができず、うつ病になりかけました。
がんばる意義を見いだせないまま
気づけば入社から2年が過ぎていました。
私は思いました。
「やりたくもない仕事をやって
あっという間に2年がたってしまった。
この調子でいけば、あっという間に30歳、40歳になってしまう。
本当にこれでいいのか?
俺の人生は、
やりたくもない仕事を
イヤイヤやりながら死んでいく人生なのか?
これじゃあ、生きていても死んでいても同じじゃないか」
社会人になると、本当にあっという間に月日が過ぎます。
私は、このまま
やりたいことがないまま
老いて死んでいくことを心の底から恐れました。
やりたくもないことを続けて生きていくぐらいなら
「やりたいことに挑戦して死んだほうがマシだ」
と思うようになったのです。
★あなたは死を自覚していますか?
私は人生に絶望することで
やりたいことを見つけることができました。
「自分が必ず死ぬという事実」を自覚することで
やっと本気で生きる気になった、とでもいいましょうか。
あなたは、いつか必ずやってくる死を、自覚していますか?
それは50年後かもしれないし、1年後かもしれません。
いつ死んでも後悔しないよう
好きなことから全力でやっていくこと。
これが、私の「やりたいこと」です。
※夢の見つけ方はこちらです。
⇒将来の夢がない高校生や大学生が3分後に夢を見つける方法は?
こんばんは。
私は今、某国立大学の教育学部に通っている大学3年生です。
今、就活をしています。が、部活もやっており、国立大学ながら全国大会に出場している為、毎日の様に練習があります。部活は辞めたいと思った事は何度もありますが、今まで一緒に活動した仲間を裏切ることが出来ないという思いと、あと1年で終わりなので今更辞めることでも無いと思い、ずるずると引きずって最近やっと最後まで部活を続けて行こうという決心をしました。活動は、大学4年生の2月まであります。今、毎日部活の練習に参加しながら就活をしています。しかし、それは周りがしているから興味本位でしているだけで(本気で就活している人には怒られると思いますが)、自分に合う企業が見つかればいいなくらいの気持ちで就活をしています。その結果、職種問わず様々な企業を見てきたのですがこの企業に行きたい!と思った事がこれまでで一度もありません。ここまでならまだ、ただの部活の忙しい就活生で終われるのですが、今、教員採用試験の勉強もしています。しかし、教採の勉強も本気でしているのではなく、軽く参考書を読む程度です。実際、教員という仕事にはなりたいとも思いませんし、なりたくないとも思いません。また、今年の4年生になった5月からは1ヶ月間の教育実習があるので、その間は就活も教採の勉強もできません。就活もしているのに教採の勉強している人は周りに私しかいなくて、他の友達はもうどっちかの道を決断して必死に頑張っています。ここまで読めば分かるかと思いますが、私は最強の中途半端人間なんです。とりあえず人生に保険をかけておきたいので、なんでも出来る人間になるためにひととおり色々な事を経験してきましたし、今も毎日のスケジュールはびっしりです。友達にはよく、なんでそんなに忙しいのに完璧にこなせるの?と言われます。他人から見たら何でもこなせて完璧な人かも知れませんが、自身では私ほど中途半端な人間はいないと思っています。実際、自分は今何がしたいのか分かりませんし、あれやこれやと手をつけてしまいます。このままでは、時間の使い方が悪く、効率も悪い事は分かっていますが、何か一つに絞る事が怖くて出来ません。私の親は2人とも教員なのですが、なんとなく話をもちかけると、私立の教員になったら?と言われます。親の反応から、あまり企業には入ってほしくないようです。身近に相談できる人もいなく、投稿させて頂きました。今の中途半端な自分が大嫌いで、このままだと悩み過ぎておかしくなってしまいそうです。私は、この先どうしたら良いのでしょうか??
長文失礼しました。読んでくださり、本当にありがとうございます。
>モコ様
コメントありがとうございます。就職活動その他もろもろ、お疲れさまです。
参考になるかどうかわかりませんが、ご相談いただいた件に回答させていただきます。
キツイ言い方になってしまうかもしれないことを、お許しください。あなたのためを思って、正直な意見を書きます。
私があなたの文章を読んで感じたのは、ご自分でもよく自己分析できているとおり、「軸がなくてフラフラしているな」という印象です。命をかけてでも成し遂げたい明確な夢や目標がない。だから、何事にも中途半端で、本気になれないのだと思います。とりあえず、あれもこれも手を出しておこう、という保険的な生き方になってしまっているのです。(失礼な言い方ですが、お許しください)
私もそうだったので、すごくわかります。
ご自分でも書かれているように「中途半端な自分が大嫌い」ということ。ここに状況打破のヒントがあると思います。それなら、何かひとつ、死ぬほど打ち込んでみたらいいのです。
ラッキーなあなたは、打ち込もうと思えば、何にだって打ち込める環境にあります。とりあえず今、あなたの目の前にあるものとして取り組みやすいのは、就職活動、部活、教員採用試験あたりでしょうか。少なくとも、今はこの3つに打ち込めば、何かが見えてきます。
どれを選んでも、あなたの人生にプラスにしかならないので、安心してください。
今あなたに必要なのは、「これだけは誰にも負けないぐらいやり抜いた」という、やりきった感、達成感です。
参考までに「もし私が今のあなたの状況なら、どうするか?」を考えてみました。
私なら、どれかにひとつに絞って死ぬほど努力します。で、このときの「選び方」ですが、クジでもなんでもいいのです。とにかくどれかに絞る。それをやりきる。それだけです。
あなたの今の状況は、「ノウハウコレクター」という状態に似ています。ノウハウコレクターとは、「ノウハウ本ばかり読んでいて、ノウハウはたくさん頭に入っているけど、どれを実践することもなく、頭でっかちになって動けなくなってしまった状態」です。
ノウハウコレクターを打破するには、何かひとつの分野で結果を出すことです。
とりあえずやってみればいいんですよ。どれでもいいから、ひとつに絞って死ぬほど努力する。
何かを死ぬほど努力して、目標を達成すると、人間としてのレベルがひとつ上がります。レベルが上がると、新しく見えてくる世界があります。今のあなたには、この「レベルをひとつ上げる」という黄金の体験が、何よりも必要なのです。
そしてそのときに見えてくる「何か」が、あなたの夢や生きる意味かもしれないのです。
何を選んでも、間違いはない。あなたの選択はすべてが正解です。
ちなみに、大学を休学して、半年ぐらい世界放浪の旅をしてみてもおもしろいですよ。100万円ぐらいあればできますし。そういった休学・放浪をしている学生はたくさんいますよ。
私の回答は以上です。参考になればうれしいです。
すぐに返信頂き、本当にありがとうございます。嬉しいです。
今までの人生は、欲張りだったかもしれませんね。今日、人生あみだくじをして、一つに絞りました。こんなんで良いのかってくらい、自分の進む道があっさり決まってしまいました。
私は、自分の人生がそう長くない事を、自身で自覚しています。だからなおさら、生きているうちに出来る事は全てやりたいし、なるべく多くの人と関わりを持ちたいと感じていました。その結果が、今の私です。そしてその都度、自分の生きた証や自分の価値がどのくらいあるのかを確認してきました。
スポーツ選手がケガをしてしまったら何も残らなくなってしまうように、道が一つしかないとその道が閉ざされた時自分の生きた証や価値が無くなってしまうのが怖くて、保険のように色々な事をこなしていました。
なので今の正直な感想を言うと、凄く怖くて不安です。しかし、それは今の自分が弱いだけなんだと思う事にします。早くレベルUP出来るように頑張ります。ありがとうございます。
突然のコメント失礼します。
私は今年から大学に通う高校三年生です。親にいままで特に反抗したこともなく大学は勧められるまま受け、合格しました。大学を決めている時期に漠然とやりたいことがあったのですが、親に言うと一笑にふされました。私も漠然とだったので説得する意思もなく、やりたいことの就職率などを考えて諦めました。ですが大学が決まった後自分が本当にやりたいことは何かと考えて、とても後悔しています。こんな後悔するほどやりたいことだったとは気づけませんでした。学科を転科することも考えましたが親の支援、説得、就職のことを考えるとどうしても行動を起こすのが怖いです。このまま無難でいるか、行動するか決められません。この場合筆者さんはどう考えられますか?
>こめ様
私は、大学は「その大学でしか勉強できないことを、心の底から勉強したい人だけが行くべき場所」だと思っています。今の時代、ほとんどのことはインターネットで勉強できます。目的意識のない大学進学は無意味です。授業料ばかりかかったけれど、結局4年間で何も得られなかった、という結果になりやすいです。
であれば、大学には進学せず、今あなたがやりたいことに向かって突き進むのが最高の選択です。
ちなみに私は、大学に目的もなく通うよりも、高卒ですぐに働くほうが、何倍も社会勉強ができておまけに早い段階でお金も稼げるし、有意義な人生だと考えています。