私はコーヒーが大好きです。
高校時代から、無糖のドリップコーヒーがお気に入りです。
今もコーヒーを飲みながらこの記事を書いています。
毎日6~7杯は飲むのですが「飲みすぎかな?」と心配になり、徹底調査しました。
この記事では、コーヒー飲み過ぎの影響を紹介します。
★コーヒーを何杯飲んだら死ぬ?
コーヒーにはカフェインが含まれていることは、よく知られています。
カフェインは劇薬とされており
大量摂取すると死ぬこともあります。
では、コーヒーを何杯飲むと
危険なのでしょうか?
カフェインの致死量は
30分以内に5~10グラムとされています。
これは、私が愛飲している
ドリップコーヒーで換算すると
50~100杯ほど飲む計算になります。
主要な飲料のカフェイン含有量は以下です。
品目 | カフェイン含有量 | 致死量(5g)に達するには |
---|---|---|
玉露(1杯150ml) | 180mg | 28杯 |
ドリップコーヒー(1杯150ml) | 100mg | 50杯 |
緑茶・紅茶(1杯150ml) | 30mg | 167杯 |
コーラ(1缶350ml) | 40mg | 125缶 |
缶コーヒー(1缶185ml) | 150mg | 34缶 |
レッドブル(1缶250ml) | 80mg | 63缶 |
モンスターエナジー(1缶355ml) | 144mg | 35缶 |
この表を見ればわかると思いますが
コーヒー飲みすぎで死ぬことは、まずありえません。
たしかに私はコーヒーが好きですが
さすがに30分で50杯は飲めません…。
★コーヒー飲みすぎによる体への影響は?
では、死ぬことはないにしても
コーヒー飲みすぎによる体への影響はどうでしょうか?
結論から言うと、特に影響はありません。
世間では、コーヒーを飲みすぎると
以下のような悪影響があるというデマが飛び交っています。
- 眠れなくなる
- 筋肉がけいれんする
- 疲れを感じなくなる
- コーヒーを飲まないと攻撃的になる
- コーヒーを飲まないとイライラする
- コーヒーを飲まないと集中力が続かなくなる
これらは全部デマです。
私は寝る30分前にもコーヒーを飲みますが
すぐ眠れるし、朝まで目が覚めることもありません。
それに、午後に眠気覚ましとして
コーヒーを飲んでも、普通に眠くなります。
[illust_bubble subhead=”カフェイン耐性がついた?” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-w3-l”]
コーヒーを長期間飲み続けていると、カフェイン耐性がつくので、眠気覚ましの効果が薄れる、という説もあります。
ですが、私はこの説には疑問を感じます。
なぜなら、私はコーヒーを飲み始めた頃から今に至るまで、コーヒーの眠気覚ましの効果を感じたことがないからです。
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コーヒーを飲んだからといって
特段、疲れがとれることもありません。
また、コーヒーを飲まなくても
イライラしたり、集中力が低下したりすることもありません。
「じゃあ、なぜコーヒーを毎日6杯も飲むの?」
という声が聞こえてきそうですね。
お答えしましょう。
私がコーヒーを飲むのは、風味が好きだからです。
カフェインの効果を期待して
飲んでいるわけではないのです。
その証拠に、私はコーヒー以外にも
水やお茶もたくさん飲みます。
★思い込みの効果
ところが、世間ではなぜか
「眠いときはコーヒーを飲むといい」
という一般論が出回っていますよね。
たしかに、コーヒーを飲んで
眠気がやわらぐのを感じる人がいるのは事実です。
なぜなら、プラシーボ効果が働いているからです。
[illust_bubble subhead=”プラシーボ効果って?” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-w3-l”]
プラシーボ効果とは、思い込みのことです。
たとえば「これはよく効く風邪薬です」と言って、患者にただの粉末を飲ませると、風邪が早く治ったという事例があります。
飲み会の前に飲む、ウ○ンの力などもプラシーボ効果の典型例ですよね。
「コーヒーは眠気をやわらげる」という思い込みがあるから、脳が勘違いして、眠気をやわらげてくれるのですね。
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ここに、興味深い研究事例があります。
■コーヒーに含まれるカフェインの効果を確認するための実験
被験者をAとBのグループに分ける。
Aにはカフェイン抜きのコーヒーを
Bにはカフェイン入りのコーヒーを飲んでもらう。※Aには「カフェイン入り」と偽って飲ませる。
結果、AとBの両グループとも
同程度の眠気解消効果が見られた。
以上の研究結果や
私の実体験からわかるように
コーヒーは体に影響を与えません。
すべて思い込みの産物なのです。
ただ、コーヒーには
利尿作用があることだけは確かなので
試験前などには、飲まないほうがいいと思いますよ。
※カフェインが人体に与える影響には個人差があります。