洋式トイレで排泄する猫がいるんですね。
ところで、検便って難しいですよね。
検尿は簡単ですが、検便はモノがモノだけに、強敵です。
特に洋式トイレでの検便には困っているかたも多いようです。
というわけで、この記事では
洋式トイレで検便をするときの
画期的なやり方を紹介します。
★一般的な検便のやり方 逆座り方式
※猫の洋式トイレ動画はこちらです。水も流す賢い猫さん!
↓(再生時間 2分24秒)
さて、猫で和んだところで、本題に入りましょう。
洋式トイレでの検便のやり方は、いくつかあります。
検便の説明書にも書かれているやり方は
便座に逆向きに座るというものですね。
今回は、これを「逆座り方式」とよぶことにします。
逆座り方式の手順は以下。
- 便器の水がたまっていない部分にトイレットペーパーを敷く
- 下半身裸になる(脱がないと逆向きに座れない)
- 前後逆向きで便座に座る
- トイレットペーパーの上に排泄する
- 便を採取する
- 流して完了!
逆座り方式は、有名なやり方です。
ですが、この方法には
以下のような欠点があります。
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- 水が多いタイプのトイレでは使えない
- 便座の形状によっては逆向きに座れない
- 重みで便が坂を滑り落ちて、水没してしまうことがある
- 便を採取するときに便座を離れると、センサーで流れてしまうことがある
- 下半身裸になるのが面倒
- トイレットペーパーを敷くのが面倒
[/check_list]
最近の洋式トイレには
水が多めに入っていて
「陸地」がないタイプのものがあります。
このタイプだと、逆座り方式は使えません。
また、便座の形状によっては
逆座りが難しい場合もあるのです。
これらの欠点をすべて解決するやり方を
次項で紹介しますね。
★どんな便座でも可能な検便のやり方は?
そこで、私がおすすめしたい検便のやり方は
「便キャッチ方式」です。
便キャッチ方式の手順は以下です。
- 便座に普通に座る
- 検便キット(採取棒)を準備し、右手に持つ
- 左手にはトイレットペーパーを厚めに巻いておく(5巻きぐらい)
- 少し便を出す(途中で切る)
- 便をそのまま左手でキャッチ!
- 便を採取する
- 残りの便を排泄して完了!
便キャッチ方式のコツは、便を出しすぎないという点です。
検便の便は少量でOKです。
なので、1cm~2cm出たなと思ったら
肛門に力を入れて、便を一旦切ってください。
それを左手で受け、採取します。
便をキャッチするのが難しい場合は
「便もぎ取り方式」がおすすめです。
肛門から顔を出した便の先っぽを
もぎ取るようにして、採取するのです。
素手でやると大変なことになるので
手にはトイレットペーパーを巻いてくださいね。
トイレットペーパーだけでは不安というかたは
使い捨て手袋をしましょう。
繰り返しますが、便は少量でOKです。
肛門から便を直接もぎ取るので
便もぎ取り方式のほうが確実性があるかもしれません。
★検便のやり方 番外編
洋式トイレで検便をするなら
便キャッチ方式が一番手軽でおすすめです。
ですが「便を手で受けるのはちょっと…」というかたもいることでしょう。
そんなあなたのために
ほかにも方法があるので、紹介しますね。
その名も、
「新聞紙ハンモック方式」です。
手順は以下。
- 新聞紙(またはラップ)を便器と便座のあいだに挟む
- その新聞紙の上に、トイレットペーパーを敷く
- その上に排便する
- 便を採取する
- トイレットペーパーと便を落として流す
- 新聞紙はゴミ箱に捨てて完了!
このやり方なら、新聞紙も汚れませんね。
ただ、新聞紙の張り具合が難しいかもしれません。
道具が不要という点でも
便キャッチ方式が最強だと思います。
ぜひ試してみてくださいね♪