昨晩、恥ずかしながらアラサーにして、
魚の骨をのどに詰まらせてしまいました。
焼きサバを食べていたところ、のどにチクッと。
幸い、ごはんを噛まずに飲み込んだら取れましたが、じつはこれ、間違った対処法だったようです。
この記事では、正しい魚の骨の取り方を紹介します。
★ごはんを飲み込むのは間違い?
私のように、
「魚の骨がのどに刺さったら、
ごはんを噛まずに飲み込めばいい。」
と言われたことがあるかたも多いのでは?
じつはこれ、医学的には間違った対処法なんですね。
理由は、刺さり方によっては、魚の骨がごはんに押されて
さらに深く刺さってしまう可能性があるからです。
私の場合、取れたのはラッキーだったみたいです。
(危なかった、、、)
同じ理由で、フランスパンを飲み込むという方法も誤りです。
★正しい取り方は?
魚の骨の正しい対処法。
一番確実なのは病院に行くことです。
できれば耳鼻咽喉科(じびいんこうか)がいいですね。
のどの奥に刺さっていても、
長いピンセットや内視鏡で抜いてくれますよ。
費用ですが、700円程度で済むこともあれば、
5,000円~10,000円程度かかることもあるようです。
★見えていれば自分で抜ける
のどに魚の骨が刺さったら、
口を大きく開けて鏡を見てみましょう。
それで骨が見えていれば、
箸やピンセットで抜くことができます。
見えない場合は病院で抜いてもらったほうがいいですね。
★「自然に抜ける」は間違い?
病院によっては、
「魚の骨は自然に抜けるから放っておけばいい。」
という診断をされることがあるようです。
ですが、のどに刺さった魚の骨を放置するのは危険です。
刺さったまま放置した結果、数日後に化膿してしまい
42度の熱が出た人もいます。
1~2日たっても抜けない場合は、
病院で抜いてもらったほうがいいですよ。
★放っておけば溶ける?
これも多くの人が勘違いしていますが、
のどに刺さった魚の骨は溶けません!
胃の中なら胃酸で溶けますが、
のど仏のあたりで骨が溶けることはまずありえません。
「いや、放っておいたら溶けたよ。」
と思っている人がいるかもしれませんが
それは自然に抜けただけです。
また、のどの奥に刺さった魚の骨は
見つけるのが難しい場合があります。
「骨は刺さっていません。」と診断されたのに、
1ヶ月後も痛むので別の病院で診察を受けたところ、
じつは骨が刺さっていたという例もあるんですよ。
★骨が刺さっているか確認する方法
魚の骨が取れたとしても、刺さっていた場所が
傷になっていて、しばらく痛みが続くことがあります。
骨が刺さっているかどうか確認するには
のど仏をつまんで左右に動かしてみてください。
骨が残っていれば痛むはずです。
内視鏡を入れてもA病院では骨が見つからなかったのに、
B病院では見つかったというケースもあるので気をつけましょうね。
★骨が刺さりやすい魚と予防法
骨が刺さりやすいといわれているのは以下の魚です。
[check_list image=”check1-b”]
- タイ
- サバ
- イワシ
- サンマ
- ウナギ
[/check_list]
[illust_bubble subhead=”食べ方で予防!” align=”right” color=”red” badge=”check” illst=”check-w3-l”]魚を食べるときは、一口を小さめにして、骨を取り除いてからゆっくり食べるようにしましょう。[/illust_bubble]
私は昨日、急いで食べていたので、
おそらく一口が大きくなってしまったんですね。
だから刺さってしまった、、、と。
魚の骨には気をつけて、おいしくいただきましょう♪
※魚介類を食べるときは、激痛をともなうアニサキス症に注意!
⇒アニサキス症とは?症状と治療法は?
見えればピンセットで抜けます
息を止め、周りに触れないようにすると楽に抜けます。(えづかないです)
ありがとうおかげでぬけました