050のIP電話のメリットとデメリットとは?2年間使用した私が徹底解説!

私は2013年12月から2015年12月現在までの2年間、電話番号が050で始まるIP電話を使ってきました。
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私が使っているIP電話は「FUSION IP-Phone SMART」という、超おすすめIP電話です。

こちらの過去記事(iPhone5sを月額980円で使う方法は?ネットも通話も可能!)でも説明していますが、FUSIONのIP電話は、基本料無料・契約事務手数料無料・最初の電話番号取得料も無料です。

つまり、電話の待ち受けだけなら一生無料という、破格のサービスが売りです。

この記事では、2年間IP電話を使ってみて感じたメリット・デメリットを解説します。

「IP電話を使おうかな?」と迷っているあなたの参考になると思いますよ。

※2015年12月6日時点の情報です。料金・仕様等は将来変わる可能性があります。

 

IP電話のメリットは?

まずはメリットから解説しますね。


IP電話(FUSION IP-Phone SMART)のメリット

  • 基本料無料なので気楽に自分の電話番号が持てる

メリットはずばり、これだけです。基本料無料なので、自分専用の電話番号が気楽に持てます。

私のように、「普段はほとんど電話しない。電話するとしても、受信ばかりで発信はほとんどしない」という人には、IP電話はものすごくおすすめです。

 

 

IP電話のデメリットは?

次はデメリットです。


IP電話(FUSION IP-Phone SMART)のデメリット

  1. フリーダイヤル(0120)、0570、緊急電話番号(119や110)に発信できない
  2. WiFiなら問題ないが、3G回線だと通話がたまに不安定になる

順番に解説しますね。

 

1. フリーダイヤル(0120)、0570、緊急電話番号(119や110)に発信できない

人によっては致命的なデメリットなのですが、050で始まるIP電話からは、かけられない電話番号がけっこうあります。

私はこの2年間で、フリーダイヤルに電話する機会が何度かありました。カード会社や銀行などでは、問い合わせ電話番号がフリーダイヤル(0120)しか用意されてない場合があります。

固定電話使用者にはありがたいフリーダイヤルですが、IP電話使用者にとっては本当に不便です。なにせ、電話がかけられませんからね。

 

「IP電話からはこちら→03-xxxxxxxx」というふうにIP電話用の受付電話番号が用意されていればいいのですが、不親切な会社は、これが用意されていない場合があります。

IP電話用の電話番号が用意されてない場合、私はどうするかというと、海外紛失専用ダイヤルにかけたり、ほかの窓口にかけたりします。かなり強引ですね(笑)

 

どこを探しても03で始まるような電話番号が見つからない場合、私は最後の手段を使います。

「公衆電話からフリーダイヤルにかける」です。

私もIP電話を使い始めるまでは知らなかったのですが、なんと公衆電話からは10円玉(100円玉もOK)さえあればフリーダイヤルにかけることができるんです。しかも、フリーダイヤルですから、通話後はもちろん10円玉が戻ってきます(笑)

幸い、私は近所に公衆電話があるので、この方法でフリーダイヤルにかけることができました。

いまどき公衆電話を使う人なんてほとんどいないので、30分ぐらい通話しても後ろに誰も並んだりしませんでした。

 

あと、IP電話では、119や110などの緊急電話番号にもかけられません。試しにかけてみたのですが、かかりませんでした。証拠画像を貼っておきますね。
↓(画像クリックで拡大)
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119にかけるのは人生初だったので、少しドキドキしました。

 

 

2. WiFiなら問題ないが、3G回線だと通話がたまに不安定になる

これはそれほど大きな問題ではないです。

IP電話は、やはり固定電話や携帯電話に比べると、少し通話品質が落ちます。

 

YouTube動画をスムーズに再生できるぐらいの速度があるWiFiなら、IP電話も通話品質は固定電話と同レベルです。なので、部屋のWiFiで使うぶんには、IP電話でもまったく問題ありません。

ですが、私のようにSIMフリーiPhoneで格安SIMカードを使っていて、外出時のネット接続は3G回線になる場合は注意が必要です。まったくつながらないわけではないのですが、場所によっては通話品質がけっこう落ちます。

たとえば高速道路や電車のガード下だったり、トンネルの中だったりすると、通話品質が落ちるどころか、IP電話だと発信も受信もできない、ということがたまにあります。この場合、電波状況の良い場所に移動して、再度ダイヤルするしかありません。

 

IP電話はネット回線を利用した通話機能なので、ネット回線が悪くなれば通話品質も悪くなります。YouTube動画が重くて見れないようなネット回線だと、IP電話も通話品質がかなり落ちますので、あらかじめ覚悟しておいたほうがいいですよ。

なるべくWiFi環境で通話することをおすすめします。

 

 

公衆電話が近所にあるならIP電話はおすすめ!

以上、2年間の私の経験から、IP電話のメリット・デメリットを解説しました。

通話品質やフリーダイヤルの問題など、まだまだIP電話には改善の余地がありますが、それでも私は今後もIP電話を使い続けていきます。やはり安いので。

たしかにIP電話からはフリーダイヤルにかけられませんが、公衆電話からかければいいので、近所に公衆電話があるならIP電話はおすすめですよ。

 

あなたの役に立つと思うので、次の記事も読んでおいてくださいね。
⇒iPhone5sを月額980円で使う方法は?ネットも通話も可能!

050のIP電話のメリットとデメリットとは?2年間使用した私が徹底解説!」への1件のフィードバック

  1. >公衆電話からは10円玉(100円玉もOK)さえあればフリーダイヤルにかけることができるんです

    これを知らなかったって、子供の頃から携帯電話がある世代の方なのかしら?

    公衆電話の種類によっては硬貨・テレフォンカードを投入せずに通話が可能のものもあります。
    デジタルかアナログかの違いのようですが、灰色のはデジタルで、緑の電話機はデジタルとアナログの2種類あるようです。
    受話器をとった時に「ツー」となる電話機だったら、硬貨・テレカを入れない状態でフリーダイヤルにかけられます。

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