統合失調症は、かつては精神分裂病と呼ばれていた精神疾患です。
100人に1人は発症すると言われており、実は身近な病なんですよ。
この記事では統合失調症の家族をもつ人にとって役に立つ情報を紹介します。
統合失調症とは?
統合失調症は原因不明の精神疾患です。
神経伝達物質の過剰過剰関与や遺伝的要素が
原因とも言われていますが仮説の域を出ません。
統合失調症の症状には陽性症状と陰性症状があります。
■陽性症状
- 幻覚
- 幻聴
- 被害妄想
- 独り言
■陰性症状
- やる気低下
- 集中力低下
- 疲れやすくなる
- 引きこもり
- 社交性低下
- 情緒不安定
- 自分の外見を気にしなくなる
このような症状が見られます。
症状が認知症と似ているため、昔は早発性痴呆とも呼ばれました。
これらの症状が重篤化した場合、一人で生きていくことは難しく、
投薬治療や入院が必要になることもあります。
家族がとるべき対応
統合失調症の家族がいる場合、家族の負担は相当なものです。
特に、二人暮らしで片方が統合失調症の場合、
もう片方の負担は計り知れないものがあります。
介護に疲れてしまい、自身もうつ病などを発症し
最悪の場合、自殺や心中というケースもあります。
それくらいに統合失調症患者の介護は大変なものなのです。
私がおすすめしたいのは、障害年金を受給し、
できるだけ家族の負担を減らすという方法です。
障害年金を受給して施設を利用する
統合失調症は障害年金が受給できる可能性があります。
障害年金の受給申請についてはこちらのサイトが役立ちますよ。
⇒障害年金対応室
自宅での介護が難しい場合は、病院への入院や
施設利用も積極的に考えましょう。
- 精神科病院
- 総合病院
- 大学病院
- デイケア
- グループホーム
などがありますよ。
あなたの幸せを最優先すること
家族が統合失調症になってしまったら、つらいですよね。
でも、その介護のためにあなたが疲弊して、人生を悲観する必要はないんです。
まずあなたにとっての幸せとは何か?を考えてみてくださいね。