メガバンクの離職率が高い理由とは?

a0006_002418就職活動では毎年高い人気を誇る金融業界。

その中でも大量採用を続けているのがメガバンクです。

大量採用の裏側にある大量離職という現実。

この記事では、メガバンクの離職率が高い理由を考察しています。

メガバンクとは?

メガバンクとは、預金残高が莫大な都市銀行のことです。

具体的には

  • 三菱UFJフィナンシャルグループ
  • みずほフィナンシャルグループ
  • 三井住友フィナンシャルグループ

の3社があります。

毎年、大学生の就職活動では人気が高く、1,000人以上の採用数があります。

採用人数が多い理由は、
企業母体が大きいということもありますが、
離職率が高いことも理由の一つです。

業界を問わず、新卒社員は3年以内に3割が辞めると言われています。

メガバンクでは特にこの兆候が強く、新卒社員が次々と辞めていくのです。

メガバンクで働くメリット・デメリット

会社を辞める理由は人によって様々ですが
メリットとデメリットのバランスが関係することは確かです。

メガバンクで働くメリット・デメリットを比べてみましょう。

■メガバンクで働くことのメリット

  1. 給料がそこそこ良い。
  2. ネームバリューがあり世間体が良い。
  3. 転勤で嫌な上司や同僚とおさらばできる。

特筆したいのは(3)です。
嫌な上司や同僚がいても、3年に1度ぐらいのペースで転勤があります。
自分か相手が転勤するので、実際はもっと早くおさらばできるわけです。

これは小さな会社にはない救済措置といえますね。

小さな会社だと、嫌な上司がいても
一生その人と一緒に働かないといけませんからね・・・。

あとは、やっぱりネームバリューがありますから、
例えば合コンお見合いの席では、
女性陣からある程度の評価を得ることができそうですね。

■メガバンクで働くことのデメリット

  1. 全国転勤がある。
  2. 激務である。
  3. ノルマがきつい。

メガバンクは全国転勤があります。

私は引越し好きなので、全国転勤大歓迎ですが、
これはデメリットと考える人が多いようですね。

確かに、結婚して子どもがいる家庭では
全国転勤は安定した暮らしの足かせかもしれません。

また、全国転勤が理由で恋人と別れたり、
離婚する、というケースも少なくないようです。

あと、メガバンクは激務というのは有名ですね。

帰りは終電、ということも日常茶飯事ですよ。

最後にノルマです。

店舗によっては個人成績を紙に張り出して行員にプレッシャーを与えます。

家族・親戚・友人を総当たりで
カネを集めてこい!と言われることもあります。

数字のミスは許されませんので、
ノルマ、激務、正確な仕事が求められます。

精神をすり減らしてうつ病になる行員も多いです。

目的意識を持っているかどうか

以上、メガバンクで働くことのメリット・デメリットを考察しました。

一見するとデメリットのほうが目立っているかもしれません。

ですが、高い目的意識を持っていれば非常にやりがいがあり、
スキルや人脈も身に付く仕事ですよ。

「自分はなぜメガバンクで働きたいのか?」

という自問自答をしっかりとして、
就職活動を楽しんでいきましょう!

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